お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

母、怒る

昨晩、息子が帰ってくるなり、暑い暑いと不機嫌。 「夕飯、なに?これ?あんまお腹空いてないんだけど。これ食べなきゃダメ?」 さも、嫌そうに態度悪く言う。 「食べなくていいよ」 息子はテーブルにどかっと座って、何か自分の好きそうなものが出てくるの…

寝てません

寝不足である。・・・御多分に洩れず。 こうして、大きなサッカーの日本代表の試合を見た翌朝 「寝不足である・・」なんて、言ってる自分にちょっとうっとりする。 普段の私は10時には自分にはベッドに潜る。5時起床のことが多いので、脳ミソが働かなくな…

えへへ

鶏胸肉のトマト煮を作りたくて、あちこちのレシピを見ている。 冷蔵庫にあるのが、パックになっている削ぎ切りしてあるものなので、そこがチェクポイントなのだ。知りたいのは、削ぎ切りだから、きっと硬くなってしまう。片栗粉をまぶして焼いても、酒を揉み…

コロッケ

余った肉じゃがをコロッケにした。 甘辛く味のついたジャガイモに、一つ、新しく蒸したジャガイモを足して潰す。 肉じゃがの肉を包丁で細かく刻み、混ぜ込み丸めて衣をつけた。 暑くなってくると、冷蔵庫の中の常備菜のつもりで作ったものが、かえって自分を…

スポットライト

昨日、「フジ子・ヘミングの時間」というドキュメンタリー映画を観てきた。 規格外の人。天才。神に選ばれた人。 そんなイメージを持っていた。独特の服装や暮らしぶりにそう勝手に思い込んでいた。 私だけではないと思う。メディアでも彼女のことは、浮世離…

これが私です。何か?

久しぶりに朝、散歩。 歩けるって嬉しい。 どこも痛くない。足が動く。 湿度100パーセント、気温19度の遊歩道は、息を吸うと土と緑の混じった空気が肺に入ってきて、ガールスカウトのときのキャンプの朝を思い出す。 いつも曲がる道をそのまま真っ直ぐ…

今から決めた。受けてたとう

「やってしまった・・・」 息子がおとといの晩、深刻な顔をして言った。 「学校のパソコンのログイン、ログアウトしないでシャットダウンして帰ってきてしまった」 学籍番号に紐づいた暗証番号でログインしてからレポートを提出したり、資料を閲覧したりする…

雨とぼんやり

そして、午前中、使い物にならず。 イケアの椅子にどっかと腰掛け、足をベッドに乗っける。肌寒いのでガウンを肩からつま先までスッポリ覆うともう、極楽。 幸せだ。 肉ジャガもたっぷり残っているし、にんじんシリシリ、枝豆、ブロッコリーの茹でたのもちく…

魔法

お疲れモードのようで、食欲もなく、朝から素麺に納豆、スイカ。夏バテの人のような朝ごはん。 12時半から歯医者なのに、その前に生協さんもくるのに、朝食がすんでもジャージのまま床に転がっている。 誰かに振り回されるって・・・・幸せなことだな。 ふ…

やれれた話 3

電気屋から戻ると母はカレーを用意していた。 叔母と叔父に「夕飯食べていってよ。美味しくないカレーだけど」と勧める。 叔父はヒューズをアルミホイルから付け替えてくれた。 時刻は7時半。息子が腹を空かせている。 母たちの食事が始まったところで叔父…

やられた話 1

昨日は母にすっかりやられてしまった。 3時過ぎに買い物と夫に頼まれた用事をすませるために、隣町の三軒茶屋まで歩いて向かっていた。そこに携帯が鳴る。画面を観ると母の名前。いやぁな予感がする。 「はい、どした」 「あ、あたくし。今、トオルおじさん…

やられた話 2

なにはともあれ、まず、通帳をしまう。そして、口紅をし、隣家との渡り廊下のドアを開けた。 叔父はもう、オーディオの応急処置を済ませ「俺って天才」と満足げにしていた。 アンプのヒューズが飛んでいたようで、とりあえず、アルミホイルを丸めて代用し、…

その瞬間

昨晩はワールドカップの試合を息子と観戦した。 10時なると自動的にその日のエネルギーが切れる私にとって、これは大サービスなのである。もともとサッカーには何の興味もない。選手の名前もルールもポジションもよく知らない。ただ最近の話題で把握してい…

ばっかじゃのう

朝、寝室で起き抜けにぼーっとしていると、息子も今、目覚めたらしくやってきた。 「おはよう。服を着たまま寝てしまった」 昨日着ていた格好そのまま突っ立っている。よくあんな窮屈なズボンを履いたまま寝られるなぁ。 「なんか、この部屋入ってくると、俺…

さくらんぼ

友人からさくらんぼが届いた。 朝食後、何か口さみしかったところに宅配のお兄さんから手渡された白い箱の中には艶々のおもちゃの宝石みたいな赤い玉がぎっしり。 早速箱からそのまま一つ、つまんで食べた。 甘い。 一掴み、ざっと水をかけ、白い鉢に盛る。 …

お。

やはり午前中は使い物にならず、床で寝る。 こう何日も続くと、罪悪感も薄れ「いつものパターン」になり危うい。 怠惰な午前中。お気に入りのラジオ番組を睡魔の中で遠く近く、聴く。番組が終わった12時にのっそりと起き上がった。 頭が重く、ふらつく。 …

カレーとフジ子・ヘミング

午前中、いや、正確に言うと午後1時20分までずっとリビングの床に転がって過ごす。 景気付けに街中を散歩している番組や映画の情報なんか、いかにも週末の娯楽感満載のものをつけて、ウトウトしていた。 社会派のあの映画を、まだすっぱりあきらめきれない。…

私の未来は私が受け入れさえすれば、なんでもありのまっさら

昨日、ママ友に誘われて、動揺しつつ、「もし誘われたら今回も行くのはやめよう」と決めた途端、気持ちが楽になったと書いた。 それに対してasaさんが、「行けるかも」じゃなくて「行きたい」になったら行きどきなのでは?と書いてくださった。 あぁ。 本当…

小さく前進、小さく快方

夕方、ふらふらと買い物に出た。昼間に風呂掃除をするついでに、自分も髪を洗ってシャワーを済ませ、スッピンの顔に、こんな時刻からファンデーションを塗るのが嫌だったので、何もつけず、そのまま出た。 どうせ誰にも会うまい。ささっと行って、ささっと帰…

101歳は101歳なりに、77は77なりに、49もそれなりに。

母と祖母のところに行く。 最寄りの駅で昼ご飯を食べ、施設に着くと祖母は昼寝をしていた。 このところ食が弱り、足腰も前ほどピンシャンしなくなってきたと心配されているが、ツヤツヤとした肌と深い呼吸のしっかりとした寝息に「まだ当分大丈夫」と安心す…

精一杯受け止める

昨日の夜、息子が私を見て 「大丈夫か、なんだかすごく疲れた顔をしている」 と言った。 髪をバッサリ切っても気がつかないのに、こういうのは鋭い。 「大丈夫、ねむいだけ」 「ひょっとして俺のせいか」 「なんでよ」 「ここんとこ、いろいろ言ったから」 …

美味しい午後4時のパン

朝からなにかおかしい。 頭が重く食事が美味しくない。テレビもラジオも消して息子を送り出してからもう一度ベッドに潜り込んだ。 なんとかしなくちゃと奮い立たせるのはやめ、今日は過ごそう。 息子の急な外食でカレーも生姜焼きもカボチャもそのまま残って…

晩ご飯いらない

息子がバイト先からライン。 ごめん、夕飯、外で食べることになった。 めでたい! あの閉鎖的な息子が! いいよいいよ。楽しんできてね。 ゆるく小さく前進してる。

まったりタイム

やっぱり午前中に夕食の下ごしらえをする。 手際が悪いので、すぐにご飯が出せるようになっている方が午後、安心してのんびりできる。もうこれは性分か。 私はもし、老後、一人で暮らすような時期がきたら、今のようにあれこれやらないだろう。食事はご飯と…

今を過ごす

やればやれそうな気がする。 で、頑張ってやる。ほら、できた。やっぱり怠け病だったんだ。 でも疲れてるなぁ早く寝よう。明日も早起きしないといけないんだから。 夜中に目が覚める。ちゃんと寝ないと、疲れが取れない。 朝、目覚める。しっかり眠っていな…

落ち着くところ

ずっと前から、今日公開の映画を観に行くつもりでいたが、あらすじをよく調べると、社会派で結構、考えさせられるものだとわかった。 「やめるわぁ」 声に出して息子に言うことで中止と決めた。 今は、綺麗なもの、楽しいもの、ワクワクするものに囲まれてい…

リセット

さてっと。 また、模様替えをした。モヤモヤしている原因はなんだかわからない。 体調不良のせいか、自分が自分の思ったほどのことができないんだなぁと、いうことにがっかりして白けているからか。 ただ、毎日暮らせばいいと思うと、黒か白かと大きくふれて…

溶けてゆく

昨日、髪を切りにCOREDO日本橋に行った。 電車で30分のそこには、高校からお世話になっている人がいる。 はじめ、神保町に住んでいたころに母が通い始め、姉、わたしと加えてもらった。成人式、大学の謝恩会の着付け、結婚式も彼女がそばにいてくれた。 結婚…

ババ乙女出発

早朝、6時50分。ババ乙女、出発。 今日から従姉妹とその友人達と、米子に二泊三日の遠足なのである。 背中にリュックを背負い、ピンクのチェックシャツ、ジーパンを足元で折り曲げ、小さな背丈で踏ん反り返って歩く姿は、小学生のようだ。 昨夜、 「明日…

40点

「完璧」って自分で納得いったときの、あの満足感。 それは散らかっていた部屋がきっちり綺麗になったときのように、気持ちがいい。 やれた・・・やりきった・・。という、あの感じは清々しく、晴れ晴れとする。 だけど、私の場合、往往にして、その瞬間、ピ…