お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

点でギュ。

机を二階の寝室に戻した。 去年の暮れくらいから、母があんまり何度も庭から渡り廊下から、「ちょっといい』「ちょっとこれみて」とやってくるので、もう、どんっと一階に机を構えて、オープン状態にしようと移動してみた。 冬のリビングは日当たりもいい。…

私の中のいちばん厄介存在

朝起きて、朝食を済ませ。そこまではたいしたことなかった。 食べたとたんにどうしようもなく怠く、横になる。気がつくとテレビを見ているつもりが寝ていた。抵抗して、目を開けて画面を見る。また寝ている。 次に気が付いたら11時だった。 焦る。何もしな…

憧れ見つけた

散歩をしていたら、目の前を並んで歩いていた。 白髪混じりのショートカットに紺のスカートに紺のレッグウォーマーが若々しい。 何にも持たず、隣の男性がスーパーの袋を持っている。 黄色いバナナと一リットルサイズの牛乳パックが透けて見えた。 おばあさ…

潜る

息子がテスト準備期間に入り、アルバイトを休んでいる。 久しぶりに日曜の朝、寝坊した。9時に遅めの朝食を済ませると、カレーを作る。ミートソースの翌日にカレーもあんまりかとも思ったが、構うものか。評判の良い献立なら迷わずそれに決定しよう。こうい…

魂を放流した日

今日は何にも予定を立てず、本能の赴くまま過ごそう。 朝、そう決めた。あまりにも怠くて、何もやる気が起きなかったので、いっちょ、とことん無計画にしてみようと思ったのだ。 いつもは、パソコンやタブレットでYouTubeを見たり、新しいアプリを見つけてい…

かっこよく生きよう

先日、雪かきをして、母からお礼を言われるかと思ったら、息子にやらせないで甘やかしていると言われ、がっくりした自分を、よく考えてみた。 なぜ、あんなに気持ちが落ち込んだんだろう。 すると、どうやら私はまだまだ、母のコメントによって上がったり下…

至福

最近の私の午後の特等席。 テレビもラジオも消して、日向で本を読む。 うつらうつらしそうになるのを、また、ページに戻る。 コクってなる瞬間、足元がポカポカしている感覚。 生きてるなぁ。ありがたいなぁ。

ファンタジー夫婦

夫から電話があった。 今日さ。ちょっと事件があってさ。 単身赴任先でちょっとした事件と聞くと、なにかやらかしたのかと心配になる。 「この辺さ、朝、カラスがすごいんだよ。それでさ、カラスってさ、上空飛びながら、糞を落とすんだよ。知ってた?それで…

老婆の休日

スンスン鼻を鳴らし、自分の胸を自分で撫で、慰め消化させた話を昨日書いた。 これだけで終わってしまうと、公平でない。安倍さんが国会で叫んでいた「印象操作」になってしまう。ので、書く。 昨日の夕方、どうせ買い物にも行けてないだろうと、バターチキ…

ヨシヨシ

早朝、と言っても7時だが、雪かきをした。 庭から門に行くまでの通路確保と家の前の通りを掻いた。お向かいのおばさんと二人、妙な仲間意識が湧いて、二人が納得行ったところで作業を終えた。 息子は休講となった。昨夜渋谷で帰宅難民になりかけ恵比寿まで…

東京の雪

東京住人、この程度の雪で右往左往している。主に私が。 あれよあれよという間に雨が霙に、霙が小雪に、牡丹雪にと変わり、真っ白になった。 雪の中での生活が当たり前の人からみれば、これは雪のうちに入るのだろうか。 それでもバカ母は、息子の防水靴を慌…

ピンク

長靴兼用になるスニーカを買った。 スニーカー専門店の店先に赤い文字で「防水用!!」と書かれたのが目に止まった。 お正月セールの残り物で1万2千円のものが七千八百円まで下げたまま、在庫も少ないので、値段を戻さずそのまま売ってしまおうということ…

ふて太郎との友情

おや、あそこに居るのは。。 やっぱり。野良のふて太郎。 ふてくされた態度が愛らしく、決して懐こうとしない。この家をが建つ前はここが猫の集会所だったようで、越してきた当初は毎朝彼のフンがまだ、芝の揃っていない庭にポンっポンっと置いてあった。 「…

老婆はしゃぐ

庭から母が窓ガラスを叩く。 「なぁに」 「はい」 小さな枝に黄色い可愛らしい小花がついている。 「蠟梅。今、葉っぱもとって綺麗にしたのよ。見て」 はいはい。今なのね。今じゃなくちゃダメなのね。 「写真、とってよ」 「一緒に?」 「馬鹿ね。花だけよ…

やり手

新聞の勧誘が来た。 この前の配達所の人ではなく、そこの、もうひとつ上のバリバリやり手という感じの、それでも明らかに私より若い男の人だった。 ヘルメットをかぶり、カーキ色のジャンパーを着て早口にまくしたてる。上野でやっている古代エジプト展のチ…

大丈夫、ビビるな。

顔が丸くなったと言われた。 私は病気をしてから痩せてしまって戻っていないので、それはいいことなのに、なぜか気にする。太ったのかな、私。 最近、疲れた疲れたと言いながらチョコにアイスにおせんべいにと食事の合間に口にしていたけれど、そのときは「…

つい、熱くなる

息子が暗い顔をして帰ってきた。 大学の帰り道、知り合い程度の友人に声をかけられ、転科してもその希望して行った先の教授陣は課題も評価も厳しいらしいよ、就職するのに入学してから学科を移動した経歴は不利になるってよとずっと、バスの後ろの座席から言…

トイレ掃除から思うこと

トイレの掃除をしていた。流した後に水の出てくる銀色のノズルの根元がうまく洗えない。ノズル自体にも青銅のような水垢がついている。これもいつもこするのだが、角度が悪くてスポンジが安定して力を入れられず、いつも中途半端で諦める。 今日も壁を磨き、…

感謝溢れる

やばいやばいやばい。 広辞苑でやばいの意味に「のめり込みそうになる」というのが追加されたそうだが、私のここでのやばいは、もとからある方の「危険を懸念する」方。 何がやばいのか。 そもそも・・なんのために・・が散らつき始めている。 気がつくと私…

念じる

朝、友人からラインが入った。 「いよいよ始まったよぉ。2度目のセンター試験。とりあえず、私は平静を装って送り出したけど、不安だ!」 お嬢さんが浪人して彼女は半年、引きこもった。鬱になってしまったのだ。 大学まで続く有名進学校の優等生だった娘さ…

梅が咲いてた。 ただそれだけで 嬉しくなる。 みんな 幸せになれ!

錨を降ろして

よせばいいのに、昨日、ブーツを履いて母の買った荷物を持って歩いたからと思うが、今朝起きたら、足の裏っかわ、が筋肉痛だった。とにかく怠い。熱い。 7度5分だった。 買い物にスニーカーで出て、足の運びがとても楽なことで、ブーツがいけなかったと気…

あら、可愛い

今日は完全に母に持っていかれた。 午前中 体操教室から帰ってきた彼女、顔を出して例の一言をおっしゃる。 「あなた、今日、午後、お暇?」 きたーっ。お暇?。もう、この時点で私は覚悟を決める。いま、かわしたところで課題となって先送りになるだけだ。…

二十歳前後の頃を思い出す

朝起きたら息子がまたリビングで寝ていた。 一瞬、もう・・と思う。だから昨日の夜、9時半ごろ、風呂に入るよう言ったのだ。 「明日の朝、また7時に家を出るんでしょ」 この時点で彼の目は爛爛としていても、これまでのパターンから行くと、やがて眠くなり…

作り置きと私という生態

Twitterで作り置きのハッシュタグをずっと見ているうちに、つられて、やる。 キャベツと豚ひき肉の甘辛炒めと、ミートソース。 本当はミートソースはこの3倍作ったのだが、母にほとんどあげた。 こっちの方が手をかけたので惜しいけどな・・。 ・・・と迷う…

庭の沈丁花さん、庭の沈丁花さん

業務連絡、業務連絡。 庭の沈丁花さんにお知らせします。 今日、関東地方はまるでお花見日和のように暖かな一瞬がありました。 しかし、3時過ぎからまた次第に気温は急降下し、また冬の寒さに戻ります。 まだ、春ではありません。春ではありません。 繰り返…

ダメなふたり

だらしなく寝間着のまま朝食を食べていたら息子が起きてきた。今日までが冬休みである。 息子も顔を洗い歯を磨き、寝間着のまま食べる。 わたしは朝食後、恒例のホットカーペットにゴロンとしながらテレビを観る。 息子はしばらくiPhoneをいじっていたが、や…

楽しまなくちゃ

暮れから正月にかけての一連の覚書ノートを作った。 お歳暮を頼んだ日付、品物、値段。あとから追加した人とその理由。 不意に届いたリンゴと長芋へのお礼をどうしたか。次回のお歳暮にはその方も追加しようと思ったこと。 生協でお正月の準備に何を頼んで、…

時が癒す

高知の友達から箱いっぱいのポンカンが届いた。2日の日に往復五時間かけて買いに行ったらしい。箱を開けると、彼女お手製の柚子ポンも入っていた。 素直に嬉しかった。 社交家の彼女のことだからきっと沢山の人に送ってあげたんだろう。 その中に自分も、つ…

正月ボケ

正月ボケで、まったくやる気ゼロの一日。 午前中、カレーを作って洗濯をして買い物に行ったら、 あとはずっと二階の寝室でゴロゴロしていた。 ひたすら線を引いて、色を塗っていた。 頭がその瞬間、空っぽになるのがいい。 なんだか色も模様も若干、お疲れっ…