お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

40点

「完璧」って自分で納得いったときの、あの満足感。

それは散らかっていた部屋がきっちり綺麗になったときのように、気持ちがいい。

やれた・・・やりきった・・。という、あの感じは清々しく、晴れ晴れとする。

だけど、私の場合、往往にして、その瞬間、ピッと張り詰め集中していた頭も、次に何をやるか考えながら、動き続けた体も、疲れ切っている。

笑顔は減り、ユーモアも湧いてこない。会話の気の無い相槌ばかり。

予定通りできたと、すっきり満足しているのは、私だけ。

自分の中の完璧な献立ができても、ピカピカの家になっても、シーツや布団がさっぱりしても、家族は以外と無頓着。

そして本人が思っているより、どんより笑顔の少ない母さんが、死んだ魚のような目をして食卓にいる方が、

周囲は「あれ」と思うのだ。

それを言い訳に、

40点くらいでもいいってことにしよう。