お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

そこから始めましょうか・・

そうだそうだ糖質をとにかく少なめにしてもらおう。 ぽっこりお腹の夫に気付き、こりゃ早いとこ対処せねばと、やや慌てている妻に対し、夫はまったく危機感がない。 「お義父さんが糖尿だから、気をつけないと。食べ方変えないとね。膨らませ続けたらよくな…

腹一杯の

昨夜、夫からラインが。 「今夜、誘われて飲んで帰ります。ごめんなさい」 クマが指を突き合わせて汗をかいているスタンプが付いている。 わかってはいるようだな。土曜、夜バスに乗って奈良に行き、そこから移動して大阪に行き、そして夜行バスで早朝戻り、…

夏の課題

でている。出っ張っている。明らかに、以前と違う。 こ、これは、、、、ちゅ、中年太りっ。 夫である。どうも単身赴任を終え帰ってきてからの背広姿が違う。なんというか、張りがあるというか、元気一杯というか、パツンパツン感があるというか。 男の人が太…

夜のスイカ

行ってくるね。行ってらっしゃい。 土曜夜10時、そして夫は旅立った。謎の資格試験を受けるため、なぜか奈良へ。 なんでも兵庫にいた時に、来年もここで暮らす前提で申し込んだらしい。彼はこうして2年間、週末は全て趣味の資格取得に励んでいた。しかし、…

じゃれ合う二人

夫がワインを買って帰ってきた。 ただいまと一緒にスーパーの袋の音がカシャカシャいった。 「ワイン買ってきちゃった」 「昨日も飲み会だったから平日は飲まないんじゃなかったけ」 「そうなんだけど、飲もうと思って。あ、トンさんと息子のビールとアイス…

ヤンチャ姫

母が青森から帰ってきた。 そう。このお嬢様、お元気。私との京都旅行から帰宅後、一回、吹き矢の教室、二回の体操教室をこなし、日曜から二泊三日、吹き矢の仲間と青森に旅してきたのだった。 こちとら旅の疲れから寝込まないよう、細心の注意を払い日常を…

一瞬の気の緩みが

7時。夫に納豆、昨日の鶏胸肉ソテーの残りにキノコのマリネとチーズのっけて焼いたの、トマト、買ってきたポテトサラダ、きゅうりとカブのぬか漬け、しじみの味噌汁。 8時。息子、ひき肉オムレツ、トマト、ポテサラ、しじみ汁、スイカ。 いってらっしゃーい…

嬉しいとホッペが光る

夫のゴルフはブービー賞であった。次回大阪での幹事をする決まりになっているらしい。おみやげは宇都宮の餃子30個入り。 ゴルフスクールに行っててよかった。これでスクールすらも行っていなかったら、破壊的なスコアで悲しい想いをしながら回ったことであろ…

あのおっさん

そして、熱を出し続けている。 日曜の朝、息子は朝から例によってアルバイト。5時に家を出た。 「かあさん、母さん」 声に目を開けると息子が覗き込んでいた。 「それじゃ行ってくるから」 普段からとりあえず私が寝ていても出かける時には声をかけて行って…

それはやめなさい

昨夜、缶ビールの勢いにのって家族3人揃った夕食のテーブルで言ってみた。 「もう8年以上、毎週末試験を受けに行くか、家にいても試験勉強じゃないか。ずっと放ったらかしでつまらない。映画を見に行ったりスーパーに行ったりしたことないじゃないか。ちょ…

早めに白旗

そして私が熱を出した。 7度5分。ふらつきくと頭痛がするが、痛み止めを飲んだらなんともない。 しかし、知っておいてもらいたい。 「熱、出たわ。7度五分」 「げ、俺のうつったか、母ちゃんやばし」 「大丈夫、そうは言ってもなぜかしんどくない」 なら…

友達

今日が最後の日だとしたら誰がどう思おうとかそんなのぶっとばして、ただ行動するだろうな。 ・・なにも友達とランチをしに行くのにそこまで思い詰めなくとも。しかも高校からの深い付き合いの。 しかし、究極そこにいきつく。あーだのこーだのとウジウジい…

ほんとにもう

昨夜2時ごろ息子の部屋に明かりが点いていたので、細く開け、腕だけ突っ込み、電気を消そうとした。 「なにっ?」 起きていた。というとはいつものようにタブレットか漫画をベッドで楽しんでいるのだ。あれほど喉が痛いと騒いで、ホットなケーキも食べてお…

自分軸ふんばれ!

ちょっとひっかかりを感じつつの友人との食事は明後日だ。 ちょっとどころか、考えないようにしているだけでかなり、怖気付いている。 ようするに、あれだ。 私の方の問題なのだ。 彼女が指定した店はイタリアンのお洒落な店。担当医から昼は基本軽めにと言…

ホッとケーキで

息子が弱気になりかけている。 俺は大手企業なんかは受けない、自分が本当にやりたいことを仕事にするんだ。 いいんじゃない。自分の悔いのないようよく考えて決めれば。 親父は大手の企業のほうが安心だみたいなこと言うけど、俺はサラリーマンにはならない…

小さなフフフ

土曜日。息子はアルバイト、夫はなにやらの資格試験に出かけている。 旅行に行くというのは、ある意味、強制的に思考をリセットしてくれる効果があるようだ。私の場合。 たった二泊三日だが、山、寺、バス、観光客、朝食ビュッフェ、喫茶店でのピザトースト…

あれ?

あれ?と思う。 なんか違う。言葉使いは変に綺麗で、やたら機嫌が良いふうなのに何か、心が無い、軽い。 角がないのに、角を感じる。意地悪されてないのに、意地悪く感じる。 高校からの彼女。親友かなぁと勝手に思っている彼女。 なに怒ってんだろうと、し…

第2章がはじまる

今、京都にいる。 母と。 私は退院してから外に出ることができなくなった時期がある。それは激しい鬱で、自分の存在自体消してしまいたく、それでも息子の存在が引き止めた。どうせ死ぬならもう1日だけ生きよう、もう1日だけと、小さな納戸に自分の机を持ち…

5月のエアコン

どうやらあれは熱中症だったようだ。 昨日、一昨日と突然やってきた暑さに対応できず、ひたすら打ちのめされていた。 一昨日。まだ自分が暑いのだということすら体も頭も認識できていない。 朝食の支度をしながらすでに頭が重く腕も足も重い。思えば寝ている…

豆苗

庭の小さいテーブルに豆苗の「もう一度」を置いた。 一回買ったものを切り落とし「もう一度」水を張り苗が生えてくるのを待っている。 息子は豆苗が嫌いだ。 スーパーで友達に「ベーコンと炒めたらうちの娘も食べたよ」と聞いたので買ってきた。ベーコンとさ…

ああ!食べられない!

「ごちそうさま。」 スイカの皮の上にピンクのところがまだ1センチ以上ある。まだあそこは甘い美味しいところだ。ああ、この子はなぜこんな勿体無い残し方をするんだ。 御膳を下げ、キッチンでこっそりカマキリのように残った皮にかぶり付く。 息子の歯型の…

一瞬

久しぶりに詩集を注文した。 詩集とそのひとの書いたエッセイと。 ずっと楽しみに待っていたのを郵便屋さんが持ってきた。 いそいそ袋を開けてさっそく開く。 午前中。洗濯は終わり、風呂掃除もトイレ掃除も終わった、昼前のひとりの時間。 キリッとそぎ落と…

チョイチョイチョイチョイ

病院内のカフェに並んでいた。 私の一つ前は杖をついたおばあさん。 午前中のまだ早い時間、検査のために朝食を抜いてきた人は割といる。彼女もそうなのか、ショーウィンドウとレジ前にあるカゴの中の焼き菓子を交互にじっくり見ていた。 「チョイチョイチョ…

言わないでと言ってみた

母と話していると 「あなた根回しが下手なんだってわかった」 と言われた。 先日の家族の揉め事の要因は私が事前に息子と夫を誘導していなかったからだという。 おっしゃる通りだ。 私はあらかじめ、これこれこういう話が今持ち上がっているよ、それは近いう…

うちの奥様お口が悪い

「ごちそうさま。ありがと、美味しかった。これ、吉野家で食べたら500円とるよ」 鮭と納豆、トマトとイチゴに浅蜊とキャベツの味噌汁。 「失礼な、500円なんて」 「あ、違う違う、もっとするする、700円くらい」 「じゃ、置いてけ」 「え?」 「7…

違いのわかる女

息子が昨夜、風呂上がり 「俺のシャツがない」 とパンツいっちょで叫ぶ。 「置いておいたよ」 「これ俺のじゃない、親父の」 どっちだって同じじゃないか。適当に着てればいいのにと思うが、青年は親父のシャツを着るのは嫌なのだと怒る。 「それじゃあ階段…

五月のイチゴ

イチゴ5つで1日分のビタミンC があるんだよ。 ほんとか嘘か、実家ではそういうことになっていた。 息子が風邪をひいた。 朝の皿に取り分ける。 イチゴのパックはなぜか上の段に大きいの、下の段には小粒で赤いのが詰まっている。 夫の皿に大きいのを三つ。…

おはよう

第一号くん発見。 緑の苗を植えて放っておいただけなのに なぜこんなに心が踊るんだろう この夏よろしくね

ほろ酔い母の日

母との食事は・・・なぜか疲れた。 が、食事を美味しいと感じ、会話を楽しみ、ワインにちゃんと酔えた。 当たり前のことができるようになってきていることに相槌打ちながら、得意になっていた。 自分で自分に得意になっていた。 父が亡くなってから母の暴言…

お食事

母の日だからあなた旦那さんとお食事してきなさいよ。予約しておいたから。 そう言っていただいたものの、夫は今日もテスト、テストが終わってからもう一度出直すのもあまり気乗りしない人。 「そんならそれを私からの母の日にするから二人で行こうよ」 と逆…