お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

5月のエアコン

どうやらあれは熱中症だったようだ。

昨日、一昨日と突然やってきた暑さに対応できず、ひたすら打ちのめされていた。

一昨日。まだ自分が暑いのだということすら体も頭も認識できていない。

朝食の支度をしながらすでに頭が重く腕も足も重い。思えば寝ている段階ですでに脱水症状になっていたのかもしれない。

洗濯物が異様に重い。頭は5月と思っているから綿のブラウスの下に綿の半袖の下着を着込んでいた。

10時頃、ジリジリ気温が上昇してもジリジリだから気がつかない。

それでいて「なんか夏休みの午前中みたい」と思っているから我ながらあきれる。みたいじゃないのだ、ほぼ猛暑なのだ。だいたい夏休みの頃のようだと感じていながらなぜそこでパキッと夏対応に切り替えないのか。天気予報でも気をつけろと言っていたのを聞いていたのに、正しく理解できていない。

なんか苦しい。だるい。頭痛い。

困ったもので持病があると、この異常な事態をすべてそっちのせいと結びつける。

食事の総エネルギー量が不足しているのか、疲労がたまっているのか、臓器がうまいこと動いていないのかとナッツやチーズを食べ、牛乳をガブ飲みしながら動き回るがしだいに動けなくなってきた。

スリッパの足の裏が火照って履いていられなくなってきた。

今日はやる気がでないなあ。ご飯作るもしんどい。今のうちにとりあえずハンバーグだけ作ってしまおう。夕方なんにもしたくないからもう、焼いちゃおう。レンジでチンして勝手に食べて貰えばいいや。

それでもエアコンという発想事態ないというのが恐ろしい。5月はそういう時期ではないと思い込んでいる。

庭に出て草をむしりたいのに、などとこの後に及んでも企んでいた。

大量のナッツとチョコレートに牛乳が命綱とばかりに口に入れ続けて動き回っていた。

もう、立っていられない。

膝に力が入らない。

意識がぼんやりしたまま床にうずくまる。すべてを放り投げテレビを見たりゲームをしたりするが自分でもなにをしているのかわからない。ブログを読もうとしても文字だけ入ってくる。

はっ・・・。もしかしてこれは意識混濁?

暑さのせい?

遅い。状況把握が遅すぎる。

ここで下着を脱いだ。ガバガバの綿シャツの中に直に空気が入ってスウッとするその感じが予想以上に心地よくて楽になった。

這うように冷蔵庫に行き梅干しと水をがぶ飲みし、スイカ8分の1カットにかぶり付く。

このスイカもさっきから食べたいと思っていたのに「いやいやこれはオヤツの時間のお楽しみだから」と堪えていた。そんなこと言ってる場合ではない、狂ったようにかぶりついては咀嚼し、果汁をゴクゴク飲み込む。

命の水だ・・・。

ああ、暑かったんだ私。

あとはじっと床に寝転び日が落ちるのを待った。ただひたすら。エアコンをつけるということすら気付かずに。

昨日午後2時。

気がつきました。付けました。