お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

まったりタイム

やっぱり午前中に夕食の下ごしらえをする。

手際が悪いので、すぐにご飯が出せるようになっている方が午後、安心してのんびりできる。もうこれは性分か。

私はもし、老後、一人で暮らすような時期がきたら、今のようにあれこれやらないだろう。食事はご飯と味噌汁と魚か肉かあればよし。納豆とご飯でもよし。きっとそうなる気がする。かぼちゃの煮物を作れば延々それを食べるような気がする。

今の私の機動力は家族だ。喜ばせたいから作るのだ。

病院に通って深刻なこと言われようと、ちゃっかり自分の方が夫より長生きする気でそんなことを考えている自分に、おかしくなった。

 

生姜焼きの作り置きとかぼちゃの煮物を作った。

かぼちゃは鶏ひき肉のあんかけにした。これははじめての挑戦。息子が黙って食べればいいが、そうでないと、私が毎日食べ続けるしかない。

が、好みに合うと、これは便利だと思う。かぼちゃのカロチンとビタミンE、でんぷん質、そして鶏肉のタンパク質。一応、この一品でそれが吸収される。3、4日は持つだろうから常備菜に向いているんじゃないだろうか。

生姜焼きの方は、我が家では評判のいい作り置きなので、これは強気。

一昨年、嚢胞で入院する際、しばらく家を開けるので作り置きを研究した。ハンバーグ、きんぴら、人参とたらこのシリシリ、鶏肉の唐揚げ、そして、これ。焼かない生姜焼き。

豚肉をお酒とチューブの生姜を入れてフツフツと沸かしたお湯の中に一枚ずつ入れて、弱火と中火の間くらいの温度でゆっくり火を通す。

取り出して網の上で粗熱をとったら、みりん、醤油、生姜、で作ったタレに漬け込む。

だけ。

食べるときに、必要な量をお皿に移してレンジで加熱して食べるという、実に荒っぽく雑とも言えるやり方なのだが、意外と息子も夫も「脂っこくなくて食べやすい」と喜んだ。

冷やし中華の具や、魚を焼いたけれどボリュームが足りないかなというときに男子チームに付け足す一皿にと、結構便利に使えるのだ。

なんでもいいのだ。何かすぐ食べられる状態のものが冷蔵庫に二、三品あると安心する。

さて。

外は雨。夕飯はできている。

二階に上がってゴロゴロしながらAmazonプライム観ようっと。

チョコレートとコーヒーを持って上がって。

いそいそ、いそいそ。