楽しまなくちゃ
暮れから正月にかけての一連の覚書ノートを作った。
お歳暮を頼んだ日付、品物、値段。あとから追加した人とその理由。
不意に届いたリンゴと長芋へのお礼をどうしたか。次回のお歳暮にはその方も追加しようと思ったこと。
生協でお正月の準備に何を頼んで、何を作ったか。
母から頼まれた仕事とその時のクレーム。
門松が生協から届いた日付。22日だったが、母に早いと怒られ、結果、鮮度は落ちていなかったので次回もこれでいこうと思ったこと。
門松のを飾った日。時刻。やり方、紐のつける位置。
などなど。夫かお蕎麦を10人前頼んできたがおそらくこれはまた、来るであろうとか。お雑煮の準備の取り掛かった日にち、作ったもの、買ったもの。年賀の準備について。クリスマスのメニュー、大晦日の晩のメニュー。
小さなことがたくさんあるだけで、複雑な事柄はほとんどない。
じゃあなぜ暮れは疲れるのか。
思案するから。
あぁお歳暮だなぁ。そろそろ行かないと。何にしよう。クリスマス、プレゼントどうしよう、何を作ろう。
生協での注文は何をしよう。まだ早いかしら、
他に何かやり忘れてないかしら。
漠然と抱える日々が私を疲れさせる。その場その場でパッパッと決められない。
一年前の記録と手順と感想があれば、考えずにその通りやればいい。
大きな失敗はしない。
ついでに母が何に対してどんな文句を言ったか、どこは自己流でやっても大丈夫でどこは、外しちゃいけないのかもメモとして付け加えておいた。
これまでは母に対することは勘と経験を頼りに対処していた。だから、おどおどビクビクするのだ。気分屋だから、例年同じではないけれど、こうして記しておけば、地雷を踏むことも減る。
知恵を使わないと。
そして楽しまないと。
準備の準備をしておけば、気持ちも受け身じゃなくなる。
そして今日は1月7日。
七草がゆは息子が「食べなくちゃダメなの」というので省略。
門松と輪飾りを外して、塩をかけて新聞紙でくるんだ。
ノートに追加。
こうして書くと、さぁ、来いって気になってくる。
暮れも、母も。