お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

かっこよく生きよう

先日、雪かきをして、母からお礼を言われるかと思ったら、息子にやらせないで甘やかしていると言われ、がっくりした自分を、よく考えてみた。

なぜ、あんなに気持ちが落ち込んだんだろう。

すると、どうやら私はまだまだ、母のコメントによって上がったり下がったりすることに気がついた。

褒められることはハナから求めてないが、喜ばれる、感謝されるといったところで私は自分の点数をアップダウンさせている。

ちょっと喜んだ、プラス1点、すごく嬉しそうにしていたプラス2点、感謝の言葉がもらえたプラス5点。ダメ出しされたらマイナス。怒りとダメ出しと説教をいっぺんに言われたらダメージも強く、マイナス10点。

つまり、母の価値基準に自分のすべてを委ねているということになる。

人間なので、母の虫の居所、体調、などによって変動幅もある。こんなに広い宇宙の中、たった一つのそれにすがっているんだと思ったら、我ながら世界感が小さいと呆れる。

母が悪いとか、そういうことではない。

自分自身の存在価値を疑っている私がいるということか。それとも存在意義を欲しがる私が。

そもそも。現に存在しちゃっているんだから、意義も意味も価値もないだろう。

いるんだから、私は。

 

淡々と生きたい。

批判も非難も比較も自意識も突き抜けた高いところで。

自尊心ってそういうことなのだろう。

 

雪かきをポイント稼ぎに利用しようとしてはいなかったか。

プライドを持て。私め。