お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ありがとう

きのう、自滅しないよう自分を鼓舞するため、それから神様に力を注入してもらうため、書いた。

それぞれがポッポッとデパートの一時預かり所のように、心の荷物を預けて行く。それが複数たまって疲弊ぎみだったので弱音をはいたのだった。

みんなが頼りにしているってことだね。強いね。すごいね。頼られて羨ましいよ。潰れないようにね。

今朝、ブログに残してくださったコメントを読んで、バカらしいと笑われるかもしれないけれど、本気で「神様からのお返事だ」と思った。

こういう形でエネルギーをくださったんだ。

あ、大丈夫だ。

本当にすべて大丈夫と確信できて心は落ちついた。

トントントントン!

「はい起きて!ほら、今日でしょ。大丈夫だからさっさといっておいで。午前中にすませて午後からのんび過ごせばいいじゃない、ほれっ、おきろー!」

迷いなく息子の部屋のドアを力強く陽気にノックしにいく。

明るいエネルギーは伝染し

「ほえー」

心配だー心配だーと言いながらも笑って起き上がる。

明るい波動は彼の心も落ち着かせ、オムライスを残さず食べて笑顔のまんま家をでた。

 

「もしもし。今終わった。大丈夫みたい。今日はちゃんと視力でた」

あぁ・・・。よかった・・・。

神様、ありがとう!

先週の木曜日、新学期の前に検眼に行くといって出て行った息子が出先から大変な事になったと電話をしてきた。

視力が左だけ極端に悪くなっていて、レンズを入れても度数があがらないのが不思議だと検査をたくさんした。機能的にどこにも異常がないので先生は不思議がり、脳の問題ということも考えられるからもう一度来週くるようにと言われたという。

ぎょっとした。ぎょっとしたけど、そうは言えない。

「へぇ。ま、とりあえず帰っておいで。おつかれさん」

その晩から息子は視えなくなったらどうしよう、脳の異常とか言われたらどうしよう、まだ二十歳なのにとため息をつく。

「ないないないない。もしかしたらあれじゃない?午後一番だったから視力検査用のレンズ消毒して、並べるときに順番、一個ずつずれちゃったんじゃない?」

と笑う。

「だったら俺から後のひと、みんな視力検査おかしかったりして」

「そうそう、おっかしいなぁ・・今日はなんかやけに視力の良くない人が多いなぁ・・・なんて」

瞬間笑いで気がまぎれ、しばらく立つとまた「心配だ〜」。

だいじょぶだいじょぶ。ありえません。大丈夫だからはよ寝なさい。却ってよかったじゃない、とことん細かく調べてもらって異常ないってわかって。きっと疲れとか睡眠不足とかが原因だよ。

「でももし、そうじゃなかったら俺、本当に視えなくなるんかな」

「そうなったとしても大丈夫。母さんがついとる!今の医学を信じなさい!絶対悪い事は起きない!」

 

本当の大丈夫が今届いた。

ありがとう。ありがとうございます。ありがとう。

脱力して今日は過ごそう。

力をありがとう。エネルギーをありがとう。愛をありがとう。

平穏に感謝します。