お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

昇華!

今日はダメダメな自分を晒す。

相変わらずのこと過ぎてあまりにカッコ悪いので、できれば書かずにやり過ごしたかったのだが、ダメだ、ここで光を当てて昇華したい。

 

このところ家のことで母と話すことが多いのだが、思っていたよりも同居の話が現実味を増している。

「誰に話しても、妹さん一家が大きな家に入ってお姉さんが小さな方に移るなんて、お姉さん自身は同意なさっているんですかって聞かれるのよ」

そうか。世間はそういう見方をするものなのだな。

私にしてみれば決して望んでの移動ではなく、姉と母が「そろそろ・・」と言い出した話だった。

離婚してからずっと実家で暮らしてきた姉だが、ことあるごとに

「一人暮らししたいけど、マンションを借りると経済的にやっていけないしねぇ」

と言っていたので、今私の住む家に移ればいろいろと面倒なことも頼めるし、経済的にも楽だからそうしたいのかと思っていた。

姉にばかり母との同居をさせるのも不公平だし、いよいよ母の最期は自分が見る番だと腹を括ったつもりでもあったのだが、確かに世間はそう単純には解釈しないだろう。

世間はどうでも良い。

姉はどうなのか。

彼女の方こそ、何が何だかわからないうちに妹と母が話を進めているから「まあいいか」と半ば譲るつもりで引っ越すのなら、しっかりそのあたりのズレを解消しておかないと、厄介なことになる。

「お姉さんが本当のところ、どう思っているのか確認したいわ。私とお母さんがグイグイ乗り気だけど実は今のままがいいと思っているなら解消しないと」

母に言うと

「私が直接お姉さんと話すから、あなたは何も行動起こさないで」

と返された。じゃぁ、遠慮のないとこどうなのか聞いておいてねとその日は終わった。

「あ、お姉さんにちゃんと確認したわよ。別に構わないよって」

別に構わない・・・?ウキウキしているわけでもないのか・・。

ではなぜこの話が持ち上がったんだ?

そう考えているところに

「でもね、こっちの家の権利を放棄したわけじゃないからねって」

えぇっ?そういう話?

甘ちゃんかもしれないが、ショックだった。

そんなこと、これぽっちも考えていなかった。

相続なんて、借金さえ残ってなければ充分だ。欲張るつもりもない。

母から「お姉さんは一人だから平等ってわけにはいかないからね」とわざわざ確認されるたび「そんなこといちいち同意を求めなくてもいいのになぁ」とげんなりしていたが、やはり、どんなに近しい関係でもそういう意思確認はきっちりしておかないといけないのか。

でもなぁ。

なんか、想いが伝わっていないんだなぁと、少し、悲しかった。

 

・・・ってだけの話。

はいっ、もう昇華。

よくよく考えてみれば私の考えかたもズブズブ甘い。

こんな人にはこれくらいしっかり現実を見る二人がいてくれた方がいい。

 

やっぱり書いてよかった。

整理した思考を箱に入れてきちんと仕舞えた気分だ。

 

お付き合いさせてしまい申し訳ない。

お付き合いくださってありがとうございます。