お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ありがたいなぁすごいなぁ

案の定、一日、昨日こしらえた基地で過ごす。

本を開いても眠くなり、パソコンもテレビも楽しみにしていた過去のドラマシリーズも頑張っていないと頭に入ってこない。

姿勢を正したり、冷たい水を飲んでみたり、台所に立ってみたりしても、眠だるさがつきまとう。

あら。私はなぜに頑張っているのだろう。誰のために、なんのために、シャッキリせんかと奮い立たせているのだろう。

自分でおかしくなった。

もう一度のこのこ二階に上がり、エアコンをつけ、IKEAの椅子にでんと体を落とす。

足をベッドに投げたし、目を閉じる。

あぁ・・・。

目を閉じてラジオだけつける。自分と関係のないところで、自分の好きな人たちが何やら楽しそうに話しているのを聞いているのは心地いい。

ラジオの人はすごいなぁ。毎日、この明るいテンションとエネルギーで陽気に楽しくおしゃべりをする。体がしんどかったり、前日仕事が夜中までとか、地方ロケだったりとかあるだろうになぁ。掛け持ちであっちの番組、こっちの番組と出ては人を楽しませる。頭も体力も気遣いも、すごいよなぁ。

もはや、最近の私は、人と比べて自分の無力さを嘆き、なんとかせねばと努力や工夫をすることすらせず、こうやって「すごいよなあ」「ありがたいなぁ」と感嘆するばかりである。

ブログをなさっている方たちに対してもそうだ。実をいうと、ずっと私の中に渦巻いていたのは「みんなすごい頑張って生きているのに、私は何やってんだろう」という思いであった。

誰もが自分より立派に見える。事実、そうである。

仕事をしながら、家事、育児と奮闘しているママたち。

毎日生活をどうやったら楽しくできるか、そしてその想いや情熱の溢れる記事を更新してくれる若いご夫婦。

お母様のお世話をしながらご自分も充実させようと暮らしている方。

お子さんたちに囲まれて、家族と向き合いながら、面白い記事を書きづつけてくれるお父さんたち。

そのエネルギーと、苦しくてもとにかく毎日を紡いでいる姿勢に脱帽である。

今は、そんな素敵な人達の一部分を、ネットという場所ではありながら、見せてもらいパワーや気づきをいただけることが、ありがたいとしか思わない。

すごいなぁ。ありがたいなぁ。である。

 

午後になって、ついに椅子にも座っていられずベッドになだれ込む。

ベッドカバーの上にタオルケットを広げて体を投げ出す気持ち良さ。

この呑気な1日を過ごせる今日にまた、ありがたいなぁ。。

 

なんでこんなに起きていられないのか全くわからない。

どこか、持病の不具合が生じているのか。やはり、入院かなぁ。

そんなことを考えながらも、やっぱり私は幸せ者だと、深く思う1日。