お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

大人の特権

昨日の夜。夜中1時半に目が醒める。喉が渇いて一階に降りていくと息子が二つの椅子に体を預けて寝ていた。

さっきお風呂に入ったらと言ったら「うるさいわかってる」と言ったくせに。

起こして二階で寝るよう促す。

眠気がすっかり飛んでしまった。しばらく、白湯を飲んで一階の薄暗い灯の中でぼんやり目を閉じてもう一度眠気がくるのを待つがダメなようだ。弱ったなぁ。

二階に上がり、ベッドに座るが全く寝床に入ろうという気になれない。

・・・・。床のホットカーペットをつけた。

寝るときはベッドで寝なくてはいけないって誰が決めた。

さっき息子に寝るなら二階に行きなさいと言っておきながら、楽しくなる。

ホットカーペットの上にゴロンと寝転び、ベッドから布団を引き摺り下ろす。

椅子からクッションをやっぱりずりずり引っ張って落として枕にする。

ベッドと机とイケアの椅子とテレビの真ん中の狭い空間に丸まって猫のように目を閉じる。

極楽じゃぁ。

頭のすぐ上にはテレビ。足元には机。右側には椅子。左はベッド。

狭い空間って落ち着く。

幸せだなぁ。

そこからストンと眠りに落ち、目が覚めたら6時だった。

大人になるっていいなぁ。

何食わぬ顔で息子を起こし、朝食の支度。