お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

テレビのブルーのシート

「このシートはつけておきますね」

「これとったらもっと綺麗に見えますよ。でも、つけときますから」

本当にいろんなお客さんがいるんですよ。

サービスのついでに、サッと剥がしたら、怒鳴られたと言う。

それからは、僕、絶対に剥がさないんです、自分では。

 

この宅配会社の制服着てると、強く言ってくるんですよね。

電気の業者じゃないのに、勝手なことするなってこと?設置頼んだ人なんでしょう?

指紋・・・・みたいですよ。

 

じゃあ自分でやれよ!

と私が起こる。

教えてやるから、自分でやってくださいって言ってやりたい。

お金を払っているから、立場が上だと思っているのかなぁ。

むっかむっかむっかむっか。

 

本当に、いろんな人がいるんですよ。びっくりするくらい。

いろんな人、いますよ。

 

働くって大変だな。

いつもヘラヘラと平和に笑っている夫も、きっと外ではこんな理不尽なこと、しょっちゅうあるんだろう。

社会に出て行き、人の中で働く人たち。

尊敬する。

私にはそれができない。だから、傷つきながら、当たり前のように働いて日常をこなしている人たちを本当にすごいと思う。

 

文句を言ったクソオヤジも、そうやって生きてきたはずなのに。

虫の居所が悪かったのか。

お腹が痛かったのか。

夫婦喧嘩をしたのか。

慢性的に疲れているのか。

人は弱い。弱ると、見えなくなる、忘れる、いろんなこと。

 

私もだ。偉そうなこと、言っている自分も。

私にできること。

せめて、陽気に。