お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

もう大変なんすよ。

息子が、、、。

昨夜、Amazonから届いた段ボール箱を嬉しそうに、わざわざリビングに持ってきて開ける。

ディズニーのスペシャル版だとかで、CDセットをコンビニ後払いで買った。

値段が3万いくらかだったため、未成年は購入出来ず、私の名義で注文したので、当然、払込用紙には私の名前が記入されていた。

「これ、どうするの」

どうするって、コンビニ持って行ってレジで払えばいいんだよ。

「母さんの名前だから俺が行ったら怪しまれるl

・・・。んな、ばかな。

「そんなことないよ。大丈夫」

「違法だって言われないか?だって女の名前だぞ」

その名前を貸せと言ったのはそっちじゃないか。

「なんか言われたらどうしたらいいんだよ、バレたらどうするんだよ」

「………。これまでキミの名前で私たちに莫大な授業料の請求がきたけど、お父さんのお金で母さんが支払いしに行ってもなんの問題もありませんでしたよ。それとも、これからはご自分で払いますか?」

「あ。そうか。、、、、でも本当に大丈夫なんだろうな」

もう、口を聞きたくない。すると、帰ってきていた夫が言った。

「おい、父さんの留守中、母さんをそんなことで疲れさせないでくれよ」

諦めたのか、納得したのか、不服そうなまま、段ボールをたたみ、中身を取り出す。

「ねえ母さん、もひとつ、もひとつだけ」

「今度はなんじゃ!」

「念のため、念のためなんだけどさ。

あのさ、まだ払い込みする前でも、これ、今日、聴いていいんだよね?」

…。

夫がポツリ。

「トンさん、一人で大変なんだな…。あとちょっとだからな。」

大変なんですよぉぉ。