お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

感謝の日

病院の検診日。前回の検査結果を踏まえての細かい診断となるので、週末あたりからうっすら憂鬱だった。

あらかじめ悪い点数の答案用紙をもらっている状態で、成績表をもらいに行く日のような感じ。

結果はもう出てる。今更ジタバタしたところで。

覚悟を決めて行った。

落ち込んで帰るのは嫌なので、終わったら映画を見るつもりで、上映時刻まで調べておく。落ち込む前提なのである。

思いのほか、先生の診断は、柔らかく切羽詰まったものではなかった。

今の状態のまま薬を飲みながら様子をみるということになった。

内心、再度入院して寝たきりも覚悟していたので「へ?」と気が抜けた。

助かった・・。

あまりの脱力に、しばらく病院の待合室でぼうっとしていた。

夫にラインで連絡を入れた。

返信に、少しホッとしたと書いてあるのを見て、呑気そうにしていてくれるが、やっぱり心配させているんだと、少し心が痛んだ。

映画はやめた。

家に帰り、緊張から解けきれない頭のまま、とにかくずっと台所であれこれ作った。

また命拾いをしたようなありがたい1日だったのに、とてつもなく疲れた。

今夜はアイスクリームを食べて寝よう。

明日は息子も11時出発だ。寝坊しよう。