お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

あれ?

あれ?と思う。

なんか違う。言葉使いは変に綺麗で、やたら機嫌が良いふうなのに何か、心が無い、軽い。

角がないのに、角を感じる。意地悪されてないのに、意地悪く感じる。

高校からの彼女。親友かなぁと勝手に思っている彼女。

なに怒ってんだろうと、しばらく連絡していなかったら、そのしばらくの間に戻ってくる台詞が薄っぺらくなっている。

意地悪くなっている。

私が疲れてるのかもしれない。

「お土産買ってきたから会おうよ」

「いいよ。ランチしよう。丸ノ内はどう?」

彼女が指定したその店は私は食べられないボリュームと油のメニューしかない。

こ、これは挑戦か?

トンちゃんの食べられそうなものがあるとこでいいよっていうのにも、もう勘弁してよってとこもあるのかな。

私が疲れてるだけかもしれない。

疲れると心のフィルターが曇るから。

恐るな。

信じろ。

何にも感じなかったことにして、いつものように呑気に陽気に楽しんでくればいい。

 

怖がるな。

信じろ。

15歳からの彼女と私の歴史。