お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ご機嫌

昨晩、息子はご機嫌で帰ってきた。1、2年合同の歓迎パーティが楽しかったそうだ。

去年はそういった催しは一切なく、先生が壇上に立ったガイダンスの後、即解散だった。今度のところでは、生徒主催で盛大にやってくれたらしい。

どんなだったのか聞きたくてたまらない。

が、ぐっと我慢。ここで聞きたい光線をビンビンにしてあれこれ聞くと、鬱陶しがるのであえてさほど興味のないふりをして短く相槌を打つ。

「じゃぁ、そこそこ楽しかったの」

「そこそこなんてもんじゃない、楽しかった」

「一言二言くらいは会話したの」

「いやいや、もう普通に結構話した、ほら、これが今日の仲間」

頼んでいないのに写真を見せてくれた。

観たことないような顔で笑っている息子と、息子と雰囲気のよく似たのんびりとした笑顔の若者が肩を組んでいる。

仲間という言葉が出てくるとは。

肩を組むとは。

 

今朝、さっそくラインで昨日のお礼を言い合っていた。

当たり前の学生生活がやっと始まりそうだ。

たどり着いてよかったね。