お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

朝の散歩。ふと隣町の朝はどんなだろうと、いつも曲がる緑道をまっすぐ進んだ。枝垂桜が満開。やや散り始める頃で花びらが舞う。

小さな女の子がピンクのヘルメットをかぶって補助輪をつけた自転車の練習をしている。

まだ8時。きっと今これに夢中なんだろう。

「明日もやる!」と言って昨日も練習を終えた、その続きかもしれない。

お父さんが、本当に眠そうにかったるそうに、そばで見守っている。

 

乙女発見。

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可愛らしい。落ちた花を丁寧に丁寧に拾っている。

両手のひらの中には、拾い集めた、ピンクのまだ綺麗な花がふわふわと重なっていた。

年齢もだいたい同じくらいの主婦かなぁ。同じ主婦でも、花びら拾っちゃうのと、木ににじり寄って怪しくシャッター切るのと、えらい違いだ。

乙女だ。

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氏神様に最敬礼でご挨拶。

息子の試験の朝、駆け込みでお願いに行った。どうか願いを叶えてやってください。

それっきりだったので、お礼を言わないと。

いつも守ってくださってありがとうございます。

これからも私たちを明るい光の方へお導きください。

いつもありがとうございます。

誰も居なかったので怪しさ全開で念入りに手を合わせる。

この神社の写真、夫に送ってあげよう。

 

朝。

どこの街にも朝はくるんだなぁ。

私たちの朝とはまた違う時間が流れていた。

 

 

 

 

 

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