わたしの「オレ流」
最近、いいことなのか、停滞しているのかわからないけれど、毎日をただ、暮らしている。
起きる。シャッターを開け洗濯機を回し、湯を沸かす。
テレビを観ながら朝ごはんを食べ、もう一度ゴロンとする。
散歩に行って戻り掃除をする。
パソコンを開いて昼を待つ。
息子の朝ごはんと私の昼ごはん。
冷蔵庫の中身を見て買い物に行く。本を読んで、夕飯を作って、風呂に入ってまた食べる。
アイスクリームを食べて好きな番組があれば、観て、なければ本を読み、10時半になったら寝る。
その日その日の小さなオプションが加わることもあれば、これだけで1日が終わることの方が多い。
繰り返す毎日。自分のいる意義とか考えていた頃は、何か見えないものに対して競っていたように思う。
降りかかってくる思うようにいかないあれこれに対して、抵抗していた。
違う。私はそんなんじゃない。わたしはもっと・・・。
もっとなんだっていうんだろう。
自分自身、誇れる何かがないからよけいもがいていた。
今は。
相変わらずなんにもないままなのだけれど、そのなにもない自分を、良いとか良くないとか以前に
「あぁ。なんにもないんだなぁ」とよくわかったという感じ。
だからどうしようとか、努力しようとか、肯定して受け入れようとか、そういうのとまた違う角度で、自分を俯瞰する。
なぁんにもないねぇ。
委ねる。
なにか嫌だと思うことがあったら、そのまま嫌だなぁと感じるだけ。
ある出来事に自分がそう反応しているだけ。
そうしているうちに、怖いものも私が作り出した妄想なのだと気がついてきた。
傷つくのは自分がそういう解釈をしているからなのだ。
傷付かない方の解釈を選べばいいんだ。それでいいんだ。
おおきな流れの中にプカプカ浮いているわたし。
こんなことしたらどうなっちゃうなんて、もう手放して。
ただただ、気分よく、暮らすのがいいみたい。