奴隷のように自分の本音に従って生きる
衝撃だった。
『自信が欲しかったら自分を信じること。
それは自分に従うことです。
まるで奴隷のように自分の本音に従って生きることです。
自信がないのは自分で自分を裏切っているから。
自分の感情を無視して自分に我慢を強いて
その我慢の強度が高いほど
自信が持てて幸せになれると信じて』
ぎくり。
そういえばそうやってきた。
演歌のように。この山を乗り越えれば幸せがまっている。
いまは修行だ。いきるとは修行だ。きっと神様はみていてくれる。
そうやって、いつも自分を後回しにして、自分のためにお金や時間を使うことに後ろめたさがあった。
幸せは、うんと頑張って努力したひとのもの。
私はまだ。いつか。自分で自分を許せるときになったら、うんと堪能しよう。
神様はそんなケチじゃない。
頑張ってる子も怠けてしまう子も怒りっぽい子も、すべて、みんなをそのまま愛してる。
頑張ってないからアイツはまだ幸せにしないなんて、そんな神はいない。
神様は一人一人のなかに住んでいる。
あの人の神様と私の神様が同じ存在なのか、仲間たちなのか、分身なのか、そこんとこはわからないけど、それぞれのなかでふっと、感じるいつも寄り添っているあの存在。
「いいかげん、気付けよ。いつまで猪突猛進でいくんだよ。なにかを成し遂げようとするな。何者かになろうとするな。自分を自分で育てるな。そのまま、そのまま、おまえの存在で今日1日をすごせばいい。無理に笑わなくてもいい。怒ってもいい。駄々をこねてもいい。瞬間的に今を生きろ。それだけでいい。それを見ているだけで私は楽しいのだから」
わたしの神様がそう言ってる気がした。
家事がいやならやらなくていい。
ひとりでいたくなったなら、一人っきりになればいい。
人恋しくなったら、だれかにすり寄ればいい。
モヤモヤするなら昼寝して、甘いお菓子を食べればいい。
おまえを取り巻く人達がどう思うかって?
そんなにおまえだけに注目してないよ。
かいかぶるな。それほど、重要人物でもないんだよ。人にとっては。
みんな、自分の生きることに夢中なんだ。
みんなからしてみれば、おまえさんは、そいつの人生の脇役。
おまえは、おまえの人生の中で超重要人物。主役だから。嘘を演じちゃダメだ。人生すべてが嘘くさくなる。
自信がないのは、お母さんに認めてもらおうとしてたからだろ。
いいんだよ。
あの人の神さまがあの人に「言いたいことは我慢しないでいえばいい」っていってるんだ。
そうしないと、やりきれないほど抱えきれないものがあるからそうしてるだけだ。
おまえはおまえで、そんなのお構いなしに自分が好きなように、勝手に、やりたい放題やればいい。
やりたい放題だぜ。際限なく。やりたい放題やったことないだろう。
もっと私を信じて委ねてごらん。
仲間はあとからついてくる。
人にすがるな。
死ぬときは一人だぞ。
今日から私は自分を緩める。
前にもこんなこと書いた。
癖なんだな。ちゃんとしていないと不安になってくる。
ちゃんとできなくてダメダメな私が泣いてるよ。
本当の私を裏切っていい人、立派な人になろうとしてる。
どんなに頑張ったところで、私は子供の頃からなんにも変わってない。
ごめん。わたし。
ただいま。これからは一緒に仲良くしていこう。
死ぬときは君と一緒に楽しかったねぇって言おうね。