お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

一瞬の気の緩みが

7時。夫に納豆、昨日の鶏胸肉ソテーの残りにキノコのマリネとチーズのっけて焼いたの、トマト、買ってきたポテトサラダ、きゅうりとカブのぬか漬け、しじみの味噌汁。

8時。息子、ひき肉オムレツ、トマト、ポテサラ、しじみ汁、スイカ

いってらっしゃーい。

さて。私は。

昨日、出たついでに寄ったデパートで購入した高級食パン。

グリルでこんがり焼いて、シンプルにトーストで。

パンをグリルで焼くと、小学生の冬の日、先生が教室のストーブで焼いてくれた給食を思い出す。

みんなでワアワア言いながら順番にストーブの前に列を作った。

あの時とおんなじ匂いが蘇る。

トースターとは明らかに違う。

表面がカリッとしてて、うっすら色づいた程度の薄茶色の表面に、熱で溶けたバターが広がってジュブっと沁み広がったところを、生地をめくるように手で裂きながらほうばる。

たまらん。

と、イメージしていたのだが、ついうっかり。

うっとりぼけっとし、は、いかん、と思ったら遅かった。

 

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ガリガリッ。

スプーンで表面をこそげ落とす。

ああぁっ無念!