お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

充実だの納得だのいう前に

朝、ニコニコ笑って手を振って出て行った息子が、頭がいたいと呻くだけで、うるさいくらいダジャレを言って踊っていた息子の存在がどんなにありがたいものだったかと思う。

いつもそうだ。

インフルエンザになった時も、肺炎になって入院した時も。ちょっとした疲れで微熱が出ているときだって。

いつも、そうなってみてから、慌てて、あぁ元気でニコニコしていてくれれば、それで十分。と思う。

多分、私もそうなんだろう。

私が何か立派なことをして見せなくても、充実した一日を過ごしていようがなかろうが、ケラケラのんきに笑って、普通に生活していることが、家族のこころの安定につながるのだろう。

本当に、そうなのに、どうして私は。

何かしようとするのだろう。

今の私は、普通に生活しているけれど、まだ、昔のようにゲラゲラ大笑いするほど心も体も元気じゃない。

自分の満足のための生活に目がいきすぎていた。

まずは、ケラケラ笑おう。

なにか言われるとすぐ、心が乱れてズンと沈むところから一歩、上へ。

ふん。って図太くはねのけてカラッと笑う、いいオンナになろう。