お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

朝のターミナル

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久しぶりに朝のドトールにきた。

出社前のサラリーマン、これから日帰り旅行にいく、登山帽とリュックを小脇に置いたご婦人、毎朝ここでチーズトーストとコーヒーで新聞を広げているマダム。

いつもの光景。エンジンのかかりはじめたみんなの朝。

そこで私は、その中のどれにも属さない。

しっかりものの主婦でもなく、隠居の身まではいかず、現役サラリーマンでも学生でもない。

前はそれが悲しくて、居場所がない、自分は社会からこぼれ落ちたといじけた。

 

なんだろう。

今朝はここに座ってみんなの朝を見ていると幸せな気持ちにつつまれる。それぞれのアタマが忙しく、これから始まる今日に向けてエンジンをふかしてる。

ブルン、ブルルン・・・、

いらっしゃいませ、おまたせしました、ありがとうございます。

朝一番の店員さんも元気に客を送り出す。

真っさらの今日。

みんな、ガンバレ。

そして笑いとご飯とホッと一息も忘れないで。

みんなみんなみーんな、楽しんで。

地球の人々みんな。家族に見えてきた。