お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

50歳を祝う。照れながら

今日は夫の誕生日。

土曜日なのにいつも家にいないから、プレゼントを送っても受け取るのに一手間だなと

迷っているうちに当日になってしまった。

花束ならネットで当日届くっていうのもあるけれど、今日も11時まで帰らない予定だし。電報も、一日中外出してるなら、届ける方も受け取る方も手間取るだろうし。

プレゼントは来月帰ってきた時にあげよう。でも、何か、今日、したい。

ラインでボイスを送った。

マイクのボタンを押しながら、誰もいない部屋で、一人照れながら録音する。

「50歳のお誕生日おめでとう!」

・・・・。物足りないか。

「一人で寂しいかもしれないけど、元気出して頑張れ!」

だめだ。照れくささの限界。

送信。ついでに「またね」とクマが手を振るスタンプを送った。

夫と二人だけのタイムラインと、息子も加わった家族共有のタイムラインがある。

あえて、家族の方に送った。なんだか息子に内緒で送ったのよっていうわけじゃないよっていうところにこだわる。これも照れ。

念のため、自分が送った声を聞いてみた。

ぎこちなく自然さと陽気さを不器用にまとった聞きなれない私の声が叫ぶ。

ウワァァ。恥ずかしい。

でも、ま。これで、忘れちゃいないよってことは伝わっただろう。

そこが大事。