お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

八代の長芋

昨日の夜、知人から大きな箱で長芋が届いた。

折れないようにおが屑に埋められて75センチくらいの、長いものが7本。箱には10キロと書いてあった。

八代の長芋。立派なお芋、さっそくフライにして青海苔を振って食べた。

とろろにすると、粘りが強いのが特徴のこのお芋、夫の好物なのに、今すぐ食べさせてやれない。冷凍して送ってあげようか。

頂いて嬉しい熱が冷めないうちにお礼状の下書きを書いた。

興奮気味に書いているので、一晩寝かす。今朝、清書して投函した。

 

小豆を煮て、母のところに届けに行くとき、一緒にこの芋を持っていった。

「日持ちするから、ゆっくり食べればいいよ」

姉と二人だから、これだけの長い芋、たっぷり楽しめる。

母は最近、料理が億劫になってきているようだ。そりゃそうだよな。もう76だもの。姉が機嫌が悪くなるからと、夕飯はそれでも毎日何かしら作っているが、一人の食事は買ってきたお寿司や、家にあるものでオジヤになる。とろろ芋があればスタミナも落ちないし、いいかもしれない。出汁と一緒に卵も入れれば、たんぱく質も取れる。摩り下ろしてから冷凍にして持っていってあげればよかっただろうか。いや、あまりこちらから手を出さない。せっかく今、自分でやろうとしているのだもの。

見守る育児から見守る・・老母。