お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

私との会話

「今朝は愛想がなくてごめん。絶不調だった。ポカリを3本飲んだら今、復活の兆し。帰ってくる頃には元気になってるからね。バイト頑張ってね」

息子にラインを送った。朝、気圧のせいか、突然、頭痛と下痢。台所に立ったけれど、前の晩のものをレンジで温め直して並べるのがやっとだった。

話しかけられても、じっとしていたいので、笑顔もなく、面倒くさそうに返事をしてしまった。バイト初日だというのに。

謝ったら、すっきりした。先日の母の件で学んだように、はい、終了、もうウジウジやめー!と言ったら、本当にもう、過去のことと思えた。

結局1時まで床に転がって、のそのそ立ち上がる。

お風呂を掃除して、トイレを掃除して、あぁ今日はご飯は作れない。冷凍しておいた餃子にしよう。

また、床に這いつくばった。

テレビでは5人の子供を持つシングルマザーの人が、何一つ手抜きをしないで、家事に育児に仕事にと奮闘している。

こういう時に見ると、己が本当に役立たずに思えて沈む。

申し訳ない・・・と思いかけ、訂正する。

違う。私には私の事情があって、ここまでやっと生き延びてきた。ちっぽけな私の精一杯をしてるじゃないの。できないなりに、ダメなりに。

もう一度、寝て、買い物に出た。ふらつきもなくしっかり歩ける。

立て直す時は、しっかり立て直そう。そこに専念しよう。

私には私の道を神様が用意してくれている。そこをただ、進むだけ。

いろんな人がいていい。私みたいのも、いていい。

夕方になって、フライを揚げてみた。

これぽっちだけど、自分を認められる気がして、ホッとする。