お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

自分軸の場所

今朝は、ほぼ毎日学校が休みだった息子が久しぶりに登校する日。明後日が卒業式で、今日は事前に同窓生名簿や記念の印鑑などをもらってきました。

久しぶりの登校で緊張するのは私。夫が毎朝出勤しているけれど、息子はその一時間前に家を出ます。

大学に入ったら、だんだんとこういうピンっと張り詰めた感じの朝も減るんだと思います。

おかげで、病人気分も吹き飛んで、さ、日常。

 

日常モードの第1日目。本を持っていそいそドトールに行きました。

私はなぜここが好きなんだろう。

居心地のいいホットカーペットの上でぬくぬくしていると、無性にここに行きたくなる。行かないとって思う。自分自身になりにいこうって思う。

それぞれ商談していたり、読書していたり。大学生が恋バナしていたり。塾に行く前の親子が軽食をとって宿題をしていたり。おばちゃんたちが悪口で盛り上がっていたり。静かでもない。うるさくもない。それぞれがそれぞれに夢中。そしていつもの店員さんたちのいつもの誠実な仕事ぶりと笑顔。

馴染んだ空間で落ち着く。

誰も私に話しかけてこない。

中断されない自分の時間。

そうだ。私自身にすっぽりなれる場所。それがここ。

ここで自分の軸を確かめて、私は台所に戻る。

ざわざわとしている中で、ほっと一人になるのが好き。