お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ありがとう

ゴールデンウィーク、長かった。

昨日をもって私の連休は任務完了。また今日からダラダラとした日々が始まる。

冷凍庫の中には張り切って作った食材がたんまりと残っている。

夫に「少し、持っていく?」と聞くと即答「いい」。

そう、夫は超、リスクマネジメント人間。素人の作った冷凍食品を持って行き、また冷凍庫に入れる間に余計な菌が繁殖するかもしれないと思っているのだ。失礼しちゃう。

「ありがと、いいよ。まだ送ってくれた冷凍食品がいっぱいあるから。」

私の冷凍庫コレクションが減らないのは嬉しい。

「そうお?いろいろあるのよ」

とは言ったけれど、ラッキー。さっさと食い下がった。

六日早朝、夫は姫路に戻った。やっぱり見送る時は寂しい。そして、同時にやれやれとも思う。結局回転寿しと床屋に行ったくらいで、どこにも出かけもせず、ほとんど家で寝ていたけど、やっぱり家族が揃っている状態は意味なくいい。本当に意味はないのに。

一つだけ、重要な任務を遂行してもらった。階段踊り場の高い天井からぶら下がっているペンダントライトの電球。半月ほど前から切れて、夜、不便だった。息子は高いところでの作業ができないといって、めんどくさがる。私は届かない。夫が帰ってきたら、これだけはやってもらおうと思っていた。

ついでに、風呂場の切れかかっていたのと、リビングの小さな角のライトも合わせて交換してくれた。リビングの方は三つあるうちの、一つだけ切れていた。それは後で自分でもできると思って頼まなかったが、やはり、明るくなると気分も晴れる。

昨日、夜寝る時電気をつけて階段を上がった。ピカッと階段が明るくなると、夫を思う。

会社で働いてくれてありがとうじゃなく、階段の電気のたびにありがとうと思う。

変なの。