ただの毎日の中で。専業主婦の 平和すぎる日常

自分の思っていること、ちょっと引っかかったこと。誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

激走の日々

ちょっと前に走らない春だと、のんきなことを書いていたのは嵐の前の静けさだった。

息子が大学で必要なパソコンを購入することにまつわる騒動勃発。

ダブル主演、息子、母。助演、私。監督、私。

授業は映像表現なのでMacが必要。グレードもスペックもメモリもいろいろ。本当に必要なものはどれか。予算はいくらと見積もったらいいのか調べないといけない。

スポンサーは母。入学祝いで買ってくれることになっている。それならばきちんと「これこれ、こういうのが必要なので、このくらいかかります。いかがでしょうか」とお願いに上がらないとならない。ところが買ってもらう本人は、まず、その作業がわからないことだらけで億劫。もひとつ、本当はMacがいいとわかってはいるけど、これまで使ってきたWindowsから切り替えることが不安。

「大学ではMacを使うらしいけど、Windowsでもできないことはないって言ってた」

とよりによって母のところにこれを言いに行っちゃたものだから、サァ大変。全てはここから始まった。

母が姉を呼び出し、二人で息子に「面倒だからって逃げるんじゃない、もう一度先生に聞いてごらんなさい」「いっつも何でもかんでも心配ばっかりして挑戦してみようとしない。発想が暗い」「意気地なし」とやったらしい。拗ねていじけて怒って帰った息子を追っかけてやってきて「大げさねぇ」と、私も育て方を責められる。

一時は完全にこじれ、パソコンいらない、そんなら買わないまでに。

それをどちらもなだめすかし、時には怒り、時には説得し、なんとか、穏やかな土曜の午後に持って行ったのが昨日です。

激しすぎた。特に母が。

年をとったんだなぁ。言っていることが感情によってコロコロ変わるので、昨夜、納得して終わったはずの話が、一晩明けると変わって頓挫してしまうの繰り返し。

「あれからいろいろ考えたんだけど」

それをまた、笑いに変えつつ、軌道修正していく作業はとても消耗する。突然泣き出し、「ちょっとお祝いしてあげようと思っただけなのになんでこんなことになるの」とやられた時にもう、観念した。

老いたのだ。駄々っ子と同じで理屈は通用しない。

愛はある。息子を取り巻く愛。そこだけに焦点を当てよう。

そしてそれを受け取る息子には今、環境の変化の大きさに心身ともに疲れ切っている。それだけのこと。それだけのことが原因でこじれただけのことなんだが今回はよじれが複雑に絡まってしまって解くのに手間取った。

今日は日曜だけれど、息子は朝から晩まで学校オリエンテーションでいない。正直ホッとしている。

 コンコン。ノックの音。

「あれからよく考えたんだけど、ちょっといい?」

きた!母が!

ヒョエ〜。