お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

たのんだよ

来週の連休明けから夫が10日間の出張にでることになった。

千葉の皆さんのお手伝いをする。

「しばらく家を開けるけど頑張ってな。すぐ帰ってくるから」

ドラマチックに言われるがつい最近まで単身赴任の留守を守っていたのであんまり動揺しない。

それよりも被災なさった一方々のどなたかひとりでも、彼が癒せたらと自分の想いを託してしまう。

「なにか買って用意しておくものある?」

「うん、ぶっちゃけ・・」

なんだ。

「パンツ10枚と白Tシャツ10枚と黒い靴下10枚」

・・・。

「洗濯洗剤と物干ロープだって?」

「ムリムリムリムリ」

ビジネスホテルにはコインランドリーもあるそうだが、鼻から洗濯する気がない。

でも買った。

助けにいく彼が向こうで少しでも快適に過ごせれば現場でもいい仕事ができると思う。

いい仕事っていうのは数字だけでなく心に少しでも寄り添う愛のある判断と機転。

直接彼が被災された方達と接するかと思うと、あれこれ持っていってもらいたいが、そういった役割ではないのでそれは無理。

募金をして祈るしかできない申し訳なさを、この男の快適さを整える事に託したい。

夫、愛ある仕事を!