お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

10連休の中間報告

なんとなくお疲れモードだったと気づく。

しんどいのが基本モードみたいなところもあって、ちょっとやそっとのことでは良くあることだと適当に受け流す。

連休に入ってから家族全員の時間が見事にずれている。食事以外それぞれ勝手にやっているから特に私が忙しくなっているわけでもないのだが、なぜかこう、もやもやっと呼吸が浅いような調子の狂う日々。

長らくの単身赴任と人事異動、新しい部署での一ヶ月、張り詰めていたものを緩ませてあげたいと、好き勝手に過ごす夫を、まるで風邪をひいた小学生が学校を休んで家にいるときように、優しく見守り。好みの食事を用意しては喜ぶ顔を見て満足していたのも始めの3日だけ。

10連休開始4日目の、昨日30日には早くも「悪いけどお皿洗ってよ」などと言って夕飯後寝転ぶ始末である。

私の慈愛の懐もこの程度かよ。我ながら呆れてしまう。

でもいいのさ。だからといって、いたらぬ自分を戒め教育もしない。

ふふふ。こんなもんかよ、私のいい妻ぶりもと笑ってしまう。

あっちだって一日中寝巻きで、ご飯の最中にお尻をちょっと傾けてブっておならして、いかにも偶然出ちゃったかのように「あ、ごめん」とかやってるんだ。

ひとりシャカリキ頑張ったところで未熟な私は、それでも寝巻きでブッとやる夫にイラつくことだろう。ちゃんとして頑張ってる私は正義だとばかりに。思うように清々しくいかない鬱陶しさを相手のせいにするだろう。

もう、そういう不毛な踏ん張りはしないんだ。一緒にどこまでもぐうたらしちゃうのだ。

 

あっちも緩いからこっちに目くじら立てない。

こっちも緩くあっちを見逃す。

自堕落な中にある無防備なくつろぎ。

なんだっていいじゃない。

家があって寝るところがあって食べられて家族がいる。

家族は私を愛し私も家族を愛している。

それで充分。