楽しむ
出かける前の走り書き。
これから母と祖母の施設に行く。あと数分で身支度を終えた母がやってくる。
最近はあまり、母との距離に神経を使わなくなった。
どう評価されているのかも、だいたいわかっているので、もう、そこはポイントではなくなった。
よく考えてみたら、私がただ、存在していることと、母からの評価と関係はなく、そのことを私がどう反応しているかだけの、実にシンプルな現象ことだった。
いじけて、なんとかして高い評価を得ようとするのもひとつなら、
あ、言われた。そう思うのか。とさらさらと会話の一節として流れていくだけもひとつ。
勝った負けた、乗り越えた、引きずった。
それほどのことでもない。
今日は何回わたしに「やっぱり駄目ね。」をいうだろうか。
お決まりのフレーズ。
お、きたきたきたきた、やっぱでました。
そう、心の中で笑っていられる気がする。