お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

一時お預かり金

夫が生活費を振り込んでくれた。月末になり、きつきつだったので急いで確認しにいくと、いつもより3万円多い。

何でだろう。

今月から増えるのか。一瞬期待したが、すぐに思いあたった。

お盆前、いつだったか、向こうから連絡があり、足りないから夫の口座に2万円振り込んでくれと言われて振り込んだのだった。

 あれは夫のものだから返す必要はない。

2万を3万にしておいたのは、あんまりお金が足りないといって、食事を削ったらいやだなと思ったからだ。こっちは無ければ無いなりに、もやしだの、こま肉だのうまくやればいい。しかし、そうでなくとも料理をしない夫のことだ。定食屋で食べるところを連日カップラーメンですませてしまうに違いない。

すぐに連絡をして、返してあげようと思ったが、しばし考える。

給料が入って、彼のところも今のところは潤っているから、きっちり返してきたのだ。

今、送金しても、何に使ったかわからないまま、日々の生活に消えていくだろう。

これは、一時お預かりということでこっちで持っておこう。

11月にくる25周年の結婚記念日のプレゼント代にするか。その前にまた、「足りない」と言ってきた時に送金するか。

・・・こっちがピンチの時に使わせていただくか。

無事、11月まで持ち越したい。