お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

3時に合わせて

夫が帰ってくる。昨夜いつものようにラインが入った。

正確にいうと、入っていた。私は10時半に寝ていたので。時刻をみると23時だった。

「これから出発します。明日、早朝東京につき、講習を受けてから3時ごろ帰ります」

さっさと寝ている妻にかわり、これまたいつものように息子が返事を送っていた。

「気をつけろよ。おやすみ。きもいぜ」

「ありがとう。おやすみ」

これでこの二人、結構、気が合うのだ。

3時に帰ってくる。

そこにコンディションを合わせて、過ごしつつ待つ。

帰ってきてからは、なるべくバタバタと家事をしたくない。

側にべったりもしたくないが、夫が家にいるとき、その気配を感じながら二階でのんびりテレビを見たり昼寝をして過ごすのが好きだ。

3時までに夕飯の支度をして、お風呂を洗っておこう。

 

ブログをのぞいたら、今日は運動会とお弁当の写真があった。

ブロッコリーにエビフライ。ミートボールに卵焼き。ちくわきゅうりにプチトマトにスパゲティ。

子供達のリクエストをきっちり詰めた、そのお弁当からは「頑張って光線」が出ている。

あったかい柔らかい光線。

きっとこれを食べるとき、子供達は興奮しつつ、ママの心をしっかり感じるんだろう。

 

よし決めた。

うちの今晩のご飯もハンバーグにエビフライ。ブロッコリーとプチトマトとちくわきゅうりだ。

ファミリーレストランでは、ハンバーグとメロンソーダを必ず頼む夫が喜ぶぞ。

3時に何食わぬ顔して「おかえりぃ」と言えるように、行動開始。