お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

急がないと楽しい

昨日セーターを洗ったというのに、今朝は寒い。捨てるつもりでカゴに放り込んだ息子のヨレヨレのパーカを拾って着る。

きっとこれはもう今年は洗って私のタンスに収まり寝巻きと家着のどちらともつかないものとして生き延びることになるであろう。

息子のシャツがシワシワでタンスに入っている。タンガリーのシャツなのでアイロンはいらないのだが、去年、衣装ケースにしまうときに雑にたたんでしまったようで、許容範囲を超えたシワシワだ。

今日はそれらにアイロンをかけて過ごす。

ラジオを聴きながら時間はたっぷりとあるので急がずのんびりとかける。

アイロンを滑らさず、じっと押し付ける。しばらく布に置くように押し当てる。

いつも慌てて慌てていた。

旦那のシャツに息子のシャツに、何かに追われながら手元は忙しなく右に左にアイロンを滑らして、熱が伝わらずパリッと仕上がらない。

なにをあんなに急いでいたんだろう。

きっと忙しかったんだ。全てを1日のうちにやり切ろうとしていた。

あれほど嫌いだったアイロンがけも、時間を切らずにやってみると楽しい。

首回り、袖口、尖った先を使ってシワを伸ばしていく。

急がないと楽しい。

家事は急がないと楽しいのだなぁ。