お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

観たいものは観に行こう

洗濯と掃除を済ませ、夕飯の仕度もしないまま、思い切って銀座まで映画をみに行った。

シャーリー・マックレーン主演「 あなたの人生綴ります」

12時20分。空いた暗い館内で一人で画面を観ていた。久しぶりに自分だけに時間を使う。

身体が疲れていても、衝動にかられて街にくりだすとザブザブと心が洗濯されていくような爽快感。

日曜日の銀座は、娘だった頃、父と歩いた記憶が蘇ってくる。

映画館を出て、デパートの地下でサラダを買う。

銀座の街もデパートも活気があって、それが寂しくなりそうで、慌てて家に帰る。

帰る場所があるというのはいいなあ。