お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

怠惰とお日様

散歩に行って、スーパーに寄って、ミートソースを作って昼ごはんを済ませたあたりから、じわじわ具合が悪くなった。

食後のおやつに食べようとお盆に乗せておいた甘納豆と甘食に手が伸びない。

おやつを食べたくないと思うのはおかしい。気のせいかもしれない。

試しに甘納豆を食べて見た。いつも通り美味しいが、いつもみたいにもっと食べたいのをぐっとこらえるというほどでもない。もう十分だ。甘食は残った。

背中にポカポカ日差しを感じながら、そのまま床にゴロンとする。

寝っ転がると窓から空が見える。

ヒヨドリが鳴いている。

幸せ。そうか。私は、体調が良くないときでもあったかい日向で横になると幸福な気持ちになるんだ。お日様っていうのはすごいな。

お日様みたいな人になろう。

うとうとする。目がさめる。そこでまたうとうとに戻っていく怠惰で甘美な時間。

幸せ。

そうか。私は、怠惰でいると、元気になるんだった。

5時に、甘食を食べる。美味しい。もっと食べたいけれど、ぐっと我慢。

充実した一日。

もう元気。

明日は掃除機をかけよう。