お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

穴を掘って入りたい

あぁ。

お節介をした。知らない人なのに。

ネット上で知り合ったと私が勝手に思っているうちに、古い知り合いのような、距離の近さになってしまっていた。

その人が無理しているんじゃないか、体調に響くんじゃないのかと文面から妄想を広げているうちに、歯をくいしばって頑張っている姿まで見えるような気すらしてきて、もう、心配で心配で。

つい。

ついアクションを起こしてしまった。

その人のもとに「心配です。無理しないでください。体を大事にしてください」などと書いて送ってしまった。

 

あんたは何様だっ。

親でもないのに。親だとしても余計なお世話なのに。

あぁ!

赤毛のアンが緑色の髪になって「絶望ってこういうのをいうんだわ」って叫んだあの気持ち。

人と自分の境界線。

不躾なことをしてしまった。

 

思ってもいないことを、さも思っているかのように言うのは誠実でないと思う。

では思っているのに黙っているのは、どうなの。

伝えよう。

・・・なんて幼稚な発想。

 

誰にも彼にも伝えりゃいいってもんじゃない。

実際に会って話せる関係でも私はあまり自分の思いを言わずにきた。

ネットに甘えた。

ここでなら勇気を持って言える気がすると、書いたのだ。

 

本当にご迷惑をおかけした。

うう。