お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

正月ファイナル

1月4日。我が家の正月は終わった。

息子は早朝5時半に家を出てアルバイトへ。夫も8時半にまた、兵庫へと旅だった。

夫が荷物をまとめ始めると、冷凍庫をゴソゴソかき回し、何かないかと探す。以前作ったカレー、鶏肉のハンバーグ、栗ご飯。どれも息子と二人の食事には多くて残ったものをラップに包んで冷凍していただけのものだが、今夜、明日の食事くらいにはなるだろう。保冷剤と一緒にアイスクリームを買ったときの銀色の断熱材の袋に入れ、ガムテープで止めた。

他に何かないか。床下を開けると自分用に買っておいたレトルトのポトフが出てきたのでそれも入れる。ついでにバナナケーキと柿の種も。

よくテレビで息子が実家から家に戻るとき、あれもこれもと母親が持たせているのをみるが、気持ちがわかる。こんなの、ほんの数日で、あっという間にまた牛丼やラーメンを会社帰りに食べるような暮らしになるから焼け石に水なのだ。会社の人へのお年賀も持たされ、大荷物のところに、ありがた迷惑なんだろうとも思うが、なんとなく自分が安心する。

夫は文句も言わず、それらも詰めて帰っていった。

途中、窓から富士山が見えたといって写真を送ってくれた。

帰ったら冷たい部屋なんだろうな。

頑張れ単身赴任!