お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

半日仕事

今日は携帯ショップで午後が終わった。

中古で買ったiPhone6plusにこれまで使っていたSIMカードを入れて使おうと思ったのだが、うまく繋がらない。

あぁ、これ中古だからSIMカードの解除ができていないんだと簡単に考え、ショップに立ち寄った。立ち寄ったというのは、本当に簡単に考えていたので、小一時間歩いた散歩の帰りに、ちょっと解除をしてもらおうと寄ったのだ。

原因はそんな単純なものではなかった。SIMカードを差し込んだ状態で、さっさとラインの方だけiPadから継続したものだから、SIMカードの登録番号と、ライン上で登録した電話番号と異なり、それが原因で作動しないのだった。

その原因がわかるまでに一時間。わかった上で、作業をするのに、契約者が夫なものだから、本人の委任の確認を取るのに、また30分。休み時間を狙って何度も電話をしたり、担当の人と確認のやりとりをしてもらったり。

そこから、また、ふらりと気楽に立ち寄った私は保険証のような身分証明書を持っていなかったので、一度帰宅し、また戻り。

結局、SIMカード云々はどうでもいい、今使っているガラケーの携帯からこっちのiPhoneを契約電話に変更するということに話はまとまったのが、午後4時。

また夫に委任確認をしてもらい、そこから、手続き、古い携帯の処分手続き、データの移行などなど。最終的に全部終わったのが、5時半だった。

散歩帰りに寄ったのが11時半。途中、息子に電話をし、冷凍庫にチャーハンがあるからそれと、お鍋のスープをお昼に食べるようにと、店頭から電話をした。

保険証を取りに戻ったのが3時。買い物をして、昼ご飯を食べ、お米を研いで、セットし、また店に戻ったのが4時少し前。

こんな大ごとになるとは思わなかった。

「ごめんなさいね」と私は自分の説明がうまくなかったと詫び、あちらはあちらで

「いえいえ、散々お待たせしてしまって、こちらの不手際で、最初新人だったものですから」と恐縮し、最後は二人でペコペコ頭を下げ合いつつも、妙な達成感を共有して別れた。

嬉しい。何が嬉しいかって、明日からの散歩の身軽なこと。

これまでラジオを聴きながら歩きたいので、iPad、それと携帯電話、それと財布の3つが三種の神器だった。iiPadが重くて嵩ばるのだが、どうしても何かを聴きながら歩きたくて外せなかった。それが明日からはこのiPhoneと財布だけ。ポケットに突っ込めばいい二つだけ。もう布袋に入れて肩から下げて歩かなくていい。両手が空くのだ。

iPhoneで電話ができるなんて。

浮かれて喜んでいたら、店員さんに笑われた。

iPhoneなので・・・」

そうであった。本来は電話なのだった。

 

ちなみに私の古い携帯はその場で廃棄処分され、店に置いてきた。

東京オリンピックの金メダルの材料になるらしい。

金じゃないけど、、、。留金か何かに生まれ変わるのかな。

 

行ったり来たりして家に帰って歩数計を見たら12464歩だった。