お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

思い出した大事なこと

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iPad Proを衝動買いする度胸は結局私には無く、散歩の途中、ブックオフで3冊買う。

かなり満たされる。2380円。いい本に出会えた。私も、新刊本でも、手元に残さないものはさっさと早く、この店に持ってこよう。持ちつ持たれつ。どこかで、私の本が誰かの心を晴らすかもしれない。

もったいながらず、どんどん手放そう。本当に大事なものって少ない。私の場合。

 

歩きながらずっと考えていた。やはり、朝の私の一言は、私らしくなかった。どうせすぐ出かけていくんだから、黙っていつも通り適当に聞いて流してやればよかった。

私こそ、自分の体と心のしんどさを、調節できていなかった。あっちは18、こっちは48。30年も先輩なんだ、もう少しやりようがあった。今晩は奴の好きな白菜と豚バラ鍋に水餃子も追加しよう。

それでも、自分を正当化するつもりはないが、こんな土曜日もいいもんだ。

5年経っても子供ができず、2度の流産をし、一時は私は子供のいない人生かなと思った時もあった。

彼が中学入ってすぐには体調を崩し、明日はわかりませんと死にかけた。今も、普通の体ではない。

でも、生きている。

思い出した。私の生きる目的は、認められるでもない、自分を肯定するとかでもない。誰かの役に立つなどと大それたことでもない。

ただ、生きて、そこにいること。願わくば、ご機嫌に。

バイトに行く息子に付き合って早起きができるようになったこの日々の奇跡を、当たり前にしていた。

すみません。神様。

今晩は早く寝よう。