お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

ありがとう

昨日息子がサークルで11時に帰宅した。それに付き合って起きていたので私も寝たのが12時だった。そして今朝、息子に起こされた。

「おはようございます。四時半です。ご飯、あるでしょうか」

昨晩、夕方に先輩の差し入れで食べたカツサンドがお腹にたまっているので夕飯をいあらないと言って寝たので、空腹なのだろう。朦朧とした眠気の中から反射的に飛び起きる。

「全くさ、アルバイトの朝は僕が勝手にやって出て行くから、母さん寝てていいよって言ってたのはなんなんだ」

「そんなこと誰が言ったんだっけ」

「オメーだよう」

こんな軽口を叩くことができるようになった息子との関係。そして、叩き起こされてすぐ起き上がって台所に立てるようになった自分。

この一瞬の時間が。

こんな時が。

ありがたい。