お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

若干得意気だった

昨日の夜、今朝帰る夫の洗濯物を仕掛けたまま、うっかり二階で眠っていました。

ベランダに出る夫の気配で目が覚めます。

「乾燥機じゃないと朝までに乾かないんじゃない?」

「いや、これだけの気温だったら、朝までに乾く。絶対。乾く。間違いない」

ふうん。そうかな。夜は湿気るしな。生乾きになるんじゃないかな。

そのまま、夜のベランダで洗濯物を干していました。

今朝、結局、乾いていました。へぇ。乾くものなんだ。

「ね、乾くでしょ」

そして荷物をゴロゴロ引いて帰って行きました。

夕方になって今、「あ」と思い至りました。

夫は向こうでの生活の中できっと夜洗濯をしているのだ。

その経験から、これは乾くとあんなに強く主張したのか。そういえば、若干、得意気だった。

トースト一つ焼けない人が。3ヶ月半の間に。

得意気だった。そういえば。

ふふふ。かわいい。