お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

基本から

今、急に浮かんだこと。

私は「愛とは赦し」という姿勢に憧れてきた。人を恨まない。大きな懐で受け入れられる人でありたいと生きてきた。

嫌味を言われても、それを笑って流せる自分になろう。

疲れている時に強引に誘われても、付き合える体力をつけよう。

もっと強く、もっとタフに。自分を強化すれば、たいていのことは消耗せず対応できるだろう。そう思って自分を鍛えた。

でもそれはその場しのぎの対応であって、本当の心をさらさずに相手に応えているのだから自分は納得していなかった。芯のところでは。

無理して合わせてあげているくらいの傲慢さもあったようにも思う。

本当に正しいのは私。あなたに合わせてあげているの。

やなやつだ。可愛くない女っていうのはこういうのをいうんじゃないの、お父さん!

 

愛とは赦し。自分への赦しから始まる。

他者を赦す前にまず己の汚さ未熟さ矛盾を丸ごと抱えて赦すこと。それができてこそ、他者への赦し。

あつかましい。自分のことも受容できずに人様を赦してやろうだなんて。

自分赦しの初心者は、やっぱり基本、自分軸から始めよう。