お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

がらん加減

夫の机がなくなってスペースが広くなったので自分のベッドを寝室の中央に置いて喜んでいた。

夜中に落ち着かず、ベッドを動かす。

根っからの庶民体質である。壁にぴっちり寄せて、壁に顔を向けて縮こまって目を瞑る。そうそう。これこれ。

朝、ベッドから降りるとき、くるっと身をかわして床を見る。がらん。カーテン越しに朝陽が入り、少しだけ光る。

嬉しい。やっぱり、この床のがらん加減が嬉しいのだ。

余計なものを増やしてここに置かないようにしよう。