お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

モヤモヤを探り当てた

 

「人生経験マウンティング」したがる人たちについての一考察 - いつか電池がきれるまで

人生経験マウンティングという 表現 記憶のなかに手を突っ込まれて、かき回されるだけで不快です。・・・私の中でモヤモヤしていた感覚をピタリと 具現化してくれた

2017/01/07 14:53
話の本質についてジャッジをつけるのではないのです。
ただ、この記事を読んで私の中で響いたのは、「人生経験マウンティング」という表現。
私は実の姉が大好きで苦手です。嫌な奴でコンプレックスの対象です。でもそのことをずっと自分自身にもかくしてきたし、今もごまかしてその感情をなんとか薄めて伸ばしています。
実の姉に心を許していない自分を欠陥人間のようにも思うし、姉自身は屈託なく私と遊びに行きたいと誘ってくるので、「仲良し姉妹」の役割をこなしているということは自分自身を苦しめます。
なんでなのか。ずっとモヤモヤしていました。
何が嫌なのか。
それがこれでした。
姉のマウンティング。聞いていないのに私の性格や夫婦関係、物事の捉え方、ファッション、読書の傾向、すべて評価分析するから。常に上から目線であるから。
石田衣良さんの人格は実際にお会いしていない方なので私は何も言えません。けれど、この記事を読んで、正直、可愛い人だな・・と思いました。
なんか、こう、言わずにいられないで言ってしまう自己顕示のようなもの、そういう人間っぽいところ。テレビで観るクールな印象の中にもこんなどろっとした部分があるからこそ、小説を書くのだなぁ。
どっちが正しいとかなくて、ただ、ひとつの意見を、言わなくてもいいのに言った人がいて。
そうやって省みると、私の中のドロドロっとした姉に対する感情も、
「マウンティングされる不快感」のということで片付くのです。
ただそれだけのこと。自然現象。
いいも、悪いもないのかも。
ちょっと楽になった。