お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

わかんなくなってきて

帝国ホテルのけんは夫が直接母のところに言いに言ってくれた。

「僕たちには分不相応なところですし、僕の方で何か企画します」

と言ったそうだ。

と、母が今朝やってきて話した。

最近の私はどうかしていて、今、自分がどんなところでこんがらがっているのか、だんだんわからなくなっているようだ。何を思ってか、母に、先日、あの日の晩、息子と夫に話した「入院したい」と思っていると話した。

母は、・・これが母の癖で、私もこれまで何度もこれに絆されてきたのだが、

「体調が悪い時に、無理して食べなくても大丈夫。食べて、必死になって動き回って辛くなるくらいなら、食べないで寝てればいいのよ。体を休めること。太らないとって食べて、余計具合が悪くなって、それでも動き回るから、どんどん回復が遠ざかるのよ」

なんだかもう。

私はやっぱり大きな愛の中で一人、もがき苦しんでいるおバカさんのようで恥ずかしい。

「一番の原因は私よ。あなたを管理して引っ掻き回しすぎたのよ。それでも、そこをひどくさせたのは旦那さんよ。あの放ったらかしで自分にだけお金を使うような人だったから。あなたが我慢しすぎるのよ」

あぁ。愛が絡んで絡んで。

「休みたいときは思い切って休めばいいのよ。孫ちゃんは、おばあちゃんのとこで食べてきてって言えば、うちで食べさせてあげるから」

もう、疲れ切っている私は、これまでの繰り返しで、分かっているのに、この手にすがろうかと思ってしまう。

この手を掴むど、どどどどどっと介入されるんじゃないの、また。

いいや、これだけのことを語り尽くした後ならば、もう、分かってくれたはず。

とにかく。母にも結局自分の闇を明かしてしまった。

「もっと自分の嬉しくなるものにお金を使いなさい。」

息子の言葉も愛。

母に断りに行った夫の行動も愛。

母の心配と助言も愛。

愛の中で苦しいとは何事だ、私。