お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

方法はまだ決まってないけど決めたこと

昨日、ここでぶちまけるように、呟きどころか、叫びを書いた。

書いたことで、今の自分のモヤモヤしているところが浮かび上がり、脳内整理ができた気がする。

みなさま、本当にお付き合いをありがとう。

 

結局私が引っかかっているのは、親のお金で正月から五つ星ホテルに、泊まると言うことだった。

夫の休暇も。

これが、彼から言い出した提案で

「僕も休みとったから、旅行できる体力もないだろ、都内ホテル一泊、しようよ」

と言うのだったらどうだろう。

それも抵抗あるかな。

では、これが、「旅行もできないし、結婚記念日も誕生日もしてやってないから、iPadProを買ってやろう」だったらどうか。

飛びつく。えぇ・・・いいのかなぁ・・・と思いつつ、それを超える勢いで飛びつくであろう。

母の提案はダブルでずれいている。一つは、私は母のお金は母の楽しみに使ってほしい。私を楽しませることには使って欲しくないと言う頑固者だと言うこと。二つ目は、ホテルの一泊お泊まりが、それほど私をワクワクさせなくなっていること。家族全員でただホテルに泊まっても、夫はその先で日々の疲れが溜まって眠り、息子はバイトにそこから行き、私は窓の開けられない密閉された小さな部屋で夫のいびきを聞きながらテレビを見るか、ラウンジでお茶をするくらいだもの。これに母の想いと高額の宿泊料がかかっているかと思うと、満喫しなくちゃと、焦る。それくらいなら、家で「今日は店屋物を好きにとってください」と家事を投げ出して時間を気にせず散歩したり本屋で立ち読みして過ごすほうが楽しい。

この辺を何度も母と話した。

「やってみないとわからない。やってごらんなさい」

母は言う。なんとかして私を元気にしたいのだ。なんとかして私がハツラツと笑うのを見たいのだろう。

近くに住んでいると、母も母で気の毒だ。見えなくていいものまで見えてくるから。

遠くに住んでいれば娘のことが気にかかっても、電話をして大丈夫かと聞き、大丈夫だと言われれば、そうかと安心できる。

しかし、いくら私が大丈夫だと言ったところで、隣に住む娘はげっそりやつれてヨロヨロしていれば、母親として切ないのだろう。

しかし、そこを強く、割り切ってほしい。母も私をもっと、切ってほしい。

しかし、実際私にそれができるだろうか。

息子が、毎日家で悶々としていた時、辛かった。

何もできない自分に何ができるかと考えた。息子は男で私は女なので彼の世界に食い込んでいくことはしなかったが、娘だったらどうだろう。

そうすると母の想いも、ずーんと重く、切ない。

愛と調和。

愛と調和とユーモア。

神様が私に出した卒業試験の気がする。

私にならきっとできるから出した問題。

愛と調和とユーモアで、上手にこの問題を柔らかく解決しようと決めた。