お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

安心感

天気がいいので具合もいい。気圧に振り回されている。

芝刈りをした。母のところを先にやって、余力があったら自分の方も。今晩、うるさいのが帰ってくるので、できることなら今日までに済ませておきたかったのだ。

結局、雑ではあるが、両方の庭を刈り上げた。部屋に戻り、シャワーを浴び、前髪を切る。

ゆっくり動こう。調子がいいが、調子に乗らず、ゆっくりゆっくりの試運転で。

新聞を読み、お茶をして、洗濯物第二弾を干した。

息子の布団を干す。シーツも洗う。

全部干して、二階の寝室で椅子に座って昨日買った本を読む。

風。久しぶりの乾いた風がさっき切ったばかりの前髪をふわっと揺らす。

お日様の匂い。揺れる洗濯物。

目を閉じて、また開けた。

幸せを感じる。今。幸せだ。この瞬間。

あれこれあるし、最近の自分が冴えなくてちょっと悶々としそうだけれど、今は幸せを感じている。

とりあえず、これでいいや。

思い出した思い出した。

病室でなく、自分の家で自分の手で家族の世話を焼き、自分の世話を焼き、生活していること。それができている自分。戻って来た自分。

ありがとう。日々のあれこれにいっちょ前にあたふたしてる私。

ずいぶん、頑張れるようになってきた。凸凹凸凹。

今のままも◯。

けれども変化も恐れず進もう。

どんな時もきっと幸せを感じる瞬間はある。

お日様が出て、いい風が吹く限り。大丈夫。