お気楽日和

誰かに手紙を書く気持ちで、事件性のない平凡な毎日を切り取ってみようと思います。

秋の朝を味わう

昨日のダメな時、という記事に思いがけず、他の皆さんも「私はそういう時、こうしてるよ」というコメントを残してくれたことが、じわじわ力になっている。

みんな頑張っているんだなぁ。みんな、頑張れ。頑張ろう。

でも、辛い時。本当にダメな時。お母さんだって、逃げたりサボったり泣いたりしよう。半日や二、三時間のプチ家出もしよう。グレようね。時々は。

 

人に対してだと、本当にそう思って、心から言う。私も、この呼びかけている相手の、「みんな」の中の一員なんだ。辛い時は「やってらんな〜い」ってしよう。改めてそう思えた。ありがとう。

 

今朝は昨日よりはマシな目覚めだった。昨日は、しばらく床にうずくまって、ハイハイしながら洋服を取りにいき、やっぱりダメで、また、ベッドに戻った。

今朝は。ラジオで目が覚めて、トイレにスタスタ歩いていき、散歩どうしようかなぁ、だるいなぁ、頑張れば行けるか、いや、無理か・・・と思いながら二度寝。結局朝の散歩は行かなかった。

そもそも、頑張れば行けるか、無理かと葛藤しているあたりで、おかしい。誰のためにそんな思いをしてまで歩くのだろう。誰に頼まれてもいなけりゃ約束もしてないのに。

これもいらない枠なんだ。外そう外そう。お気楽にお気楽に。

ゆっくり起き上がって、シーツやら枕カバーやらを洗う。息子が起きてきて、オムレツを焼いてやる。ワイドショーで女優が主演と初演出をしている舞台の話題で、本番直前になって二人降板したとかいう騒ぎにツッコミを入れながら食べる。

 

梨を剥いた。今年初。この香り。この汁。そうだそうだ。こんな味だった。梨だ。梨。

「秋の朝だねぇ」